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ー 猛暑の中、動物がぐったりしていた
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ー 同施設の担当者は「改善を進めていく所存」

《あまりに残酷な展示方法に心が痛んだ。気軽に行ったことを後悔…》

《今まで行った動物園の中でダントツに酷い》

《動物を金儲けの商品としてしか見ていない激ヤバ施設》

《動物愛護団体が見たら腰抜かすだろうな》

 北海道札幌市にある体験型動物園ノースサファリサッポロに批判の声が集まっている。

猛暑の中、動物がぐったりしていた

 同施設は、2005年7月に北海道初のサファリパークとしてオープン。動物との距離の近さが売りで、バクやフェネック、キタキツネ、ゴマフアザラシなど珍しい動物たちに触れることができる。

 また、クマやライオンなどへの有料のエサやり体験も実施されており、中には客が実際にベンガルトラの檻の中に入ってエサやりを行うという危険な体験も。

 誓約書に署名しないと入場できない「デンジャラスゾーン」では、ピラニアやラーテル、シャムワニなどの危険な動物の至近距離を通るという展示を行っている。

 危険な体験や《当園は普通の動物園ではありません、危険です。ケガや物損は保障できません!すべて自己責任です。》と書かれた看板が設置されていることから“危険な動物園”と呼ばれることも。

ふれあいもエサやりも基本客任せ。飼育員が常に見張っているわけではないので、エサやりの時間や量もその日の客足に左右され、管理されていないのではないかと思います。また、加減の分からない小さな子どもが乱暴に触っても注意する飼育員がいない。動物たちはじっと耐えている様子でした」(同施設客、以下同)

 実際にネット上でも、

《動物は木に縛り付けられたり鎖で繋がれたり、ほとんど動けないようにされている》

《ストレスからか異常行動を繰り返す動物もいた》

《猛暑の中動物がぐったりしていた》

《ゲージの中は糞まみれで不衛生》

 と劣悪な飼育環境を指摘する口コミが散見された。

「ノースサファリサッポロでは、動物と一緒に宿泊できるプランもあるのですが、それも動物たちが可哀想すぎると最近SNSで炎上していました」

動物との距離の近さが売りでエサやり体験も実施中(公式サイトより)
動物との距離の近さが売りでエサやり体験も実施中(公式サイトより)

 園には宿泊施設が併設されており、《様々な動物たちと一緒に宿泊できる日本で初めてのグランピング施設》と称し、「ライオンコテージ」「アザラシコテージ」「ペンギンコテージ」「ウミガメコテージ」などの部屋が用意されている。

 また、ミーアキャットやプレーリードッグ、ウサギ、ミニブタなど16種類の小動物が“全部屋で貸出し可能”とのこと。