目次
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ー 事実上の“出禁処分”
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ー 社内に残る“バブル思考”

 

 “楽しくなければテレビじゃない”意図で制作しているのかもしれないが、もはや顰蹙しか買っていない。

フジテレビ大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ第5戦を放送。ドジャースはシリーズ制覇を果たし、フジは試合後の大谷選手に取材を試みたのですが、大谷選手は拒否するようなそぶりを見せた。それまで満面の笑みだったのが一転、にらみつけるような表情でした」(テレビ誌記者)

事実上の“出禁処分”

 これだけではない。

「新人アナウンサーの上垣皓太朗さんに対し、会社の先輩である西山喜久恵アナ、生田竜聖アナらが、上垣アナの容姿に対し、老けているというイジリを展開。先輩が後輩を嘲り笑うように見え、批判が続出」(スポーツ紙記者)

 さらに、

フジテレビは日本シリーズ中継の裏でワールドシリーズのダイジェストを放送。ないがしろにされたと日本野球機構(NPB)はフジテレビに支給した日本シリーズの取材パスを回収、事実上の“出禁処分”にしたと報じられています」(同・スポーツ紙記者、以下同)

 炎上続きのフジだが、今につながる前科もすさまじい。

「大谷選手がフジテレビに対し、激怒したのは、引っ越し先の自宅を晒したことが原因といわれています。フジはロサンゼルスの新居の内情まで過剰に取材。それが原因でドジャースの取材パスを剥奪されたと報じられています」