髙橋真梨子も1000円上がって5万5000円に。今年から来年にかけて行われる全国ツアーの合間を縫ってディナーショーを開催する。

「全国ツアーを回るのは体力的にもいっぱいいっぱい。でも、みなさんの声に押されて、もう1回だけ頑張ってみようと思いました」

 と、今年5月にスポーツ紙などの取材にコメント。ディナーショーでは、また違う髙橋を見ることができるだろう。

 近藤真彦は昨年と同じ5万8000円。今年は還暦という節目にあたる。

「レースを運営する日本レースプロモーションの会長を務めていて、モータースポーツのイメージが強いですね。歌手としては“現役感”が薄れていますから、この価格はけっこう強気だと思います。それでも席が埋まるんですから、応援したいと思っているファンが多いのでしょう」(川内さん、以下同)

聖子はチケット、宿泊プランも即完売

 “ディナーショーの女王”と呼ばれる松田聖子は5万2000円。

「6人や8人がけの“テーブル売り”をしていた時期もあり、数十万円のチケットセットが即完売。神田正輝さんと結婚していたころは“夫が来ています”と紹介したことも。プライベートを見せてくれるんです」

 一定の数が見込めるので、ホテルとしてもありがたい。

「毎年のことですが、松田聖子さんは勢いがすごいです。チケットだけの販売も、宿泊とセットになったプランも両方が完売しました」(ニューオータニ大阪)

 聖子と“縁の深い”郷ひろみは、昨年から1000円値上げして5万円。

受け付けを始めて翌日には完売しました。郷さんは本当に人気が高いアーティストの1人です」(帝国ホテル大阪)