歌姫・中森明菜がまた一歩、完全復活への歩みを進めた。
「11月19日、香取慎吾さんが約2年7か月ぶりにリリースする3rdアルバムに明菜さんとのコラボ楽曲が収録されることが発表されたのです。収録曲は、明菜さんの『TATTOO』を2人で歌ったカバー楽曲。これは先行配信シングルとして11月20日にリリースされました。香取さんは長年にわたって『TATTOO』をカバーしたいと考えており、オファーしたところ快諾してもらえたそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
そんな2人の接点は、フジテレビ系の超人気バラエティー番組だった『SMAP×SMAP』第1回の放送。
「番組後半の歌のコーナーに明菜さんがゲスト出演されたんです。歌唱後のフリートークでは、SMAPの曲を歌っている際に音を外したことに触れ“カラオケでよくSMAPを歌うから、ちゃんと知ってるのよ”と弁明して笑いを誘っていました」
あれから28年という月日が流れた。今回のオファーに応じた理由について明菜は、
「香取くんに呼ばれて“行かない”という選択はなかった。ずっと見てたから。応援してました」
と語ったという。
「明菜の言葉を聞くと、やはり“旧ジャニーズ”とのトラブルが頭をよぎりました」
そう話すのは、ベテランの芸能ライター。話を続ける。
「1989年に自殺未遂をした明菜が、その年の大みそかに金屏風の前で近藤真彦と会見を開いたわけですが、これは旧ジャニーズの副社長だった故・メリー喜多川氏が仕組んだものといわれています。マッチと引き離したうえで、明菜には“所属事務所がギャラを抜いている”と吹き込み、孤立させた。その後も、さまざまな嫌がらせがあったと聞いています」
紅白サプライズ出場の可能性
こうした明菜の苦しみを、香取も味わうことになる。
「SMAPが2016年に解散した後、事務所から出た香取くんら3人は、メリー氏らの影響によって一時はテレビ出演ができない状態だった。だからこそ、明菜の“応援してました”という言葉は、自分の境遇と重ねて出た言葉だったのでは」(芸能ライター、以下同)
似た過去をもつ2人のコラボが実現したことで、今年の“紅白”に“特別枠”での出場も期待されているが、
「明菜が出場する可能性は、限りなく低いと私は見ています。というのも、明菜は12月27日と28日にファンクラブ限定でディナーショーの開催を予定しているため。昼夜2公演を2日間やった後、大みそかの紅白は体調的にも厳しいのでは。まだ完全復活とはいかない状態に見えますから。今はファンのためにも12月のイベントを成功させることを第一に考えていると思います。明菜はファンを大切にしていますから。香取くんが明菜のイベントに参加する可能性のほうが高いのでは」
さらなるコラボがある!?