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ー 《嫌味がすぎる》

 

 12月8日、DREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)のベース・中村正人Xを更新。その内容が物議を醸している。

 ドリカムは、現在35周年を記念する全国ツアー『DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025 supported by U-NEXT』を開催中だ。12月7日、8日はAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で2日間ライブを開催した。

 そんな8日のライブ直後、中村はXにライブの途中で帰るファンに対してコメントを寄せた。ファンの都合がある事を理解した上で《最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると「ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか」と深く反省する次第です》と投稿した。

《嫌味がすぎる》

 その“批判”とも取れる言い回しを見たファンは騒然。Xでは、中村に対して批判が集まってしまったのだ。

《意地悪な皮肉に人間性...えってなってしまった》 《嫌味がすぎる。ライブに行ったドリカムのファンなら高確率で見てるだろうXでこの発言は》 《すごい頑張って行ってる人も沢山いること忘れないで欲しい。泣く泣く会場を後にしてる人もいるよ》 《毎日を必死に生きて参戦したライブで大好きな人が話している途中で会場を後にしなきゃいけない。あの罪悪感と悔しさで泣きたくなる感じをこの方は知らないんだろう》

 批判が殺到する中、中村はその投稿を削除。しかし、その行動も火に油を注ぎ、炎上が止まらない事態となっている。

 そんな中村は、ツアー初日を迎えた9月にもXで、ライブ中のマナーについてファンへ呼びかけていたと芸能プロ関係者は振り返る。

「ライブ初日には、ツアースタッフのXアカウントで、撮影禁止、録音禁止のお願いが投稿されました。中村さんはそれをリポストする形で《拡散願います》とコメント。続けて、《ライブ中は、お隣前後ベイビーズのご迷惑にならないようお願い致します》とファンの総称を使い、マナーについて呼びかけていました」

 今回のツアーで、より良い時間を共有したいという想いがあっての行動だったのだろう。ドリカムのライブは“日本のトップクラスのショー”だと思って公演していると語っていたこともある中村。そんな責任感と想いの強さが今回の言葉となってしまったのか。

「今回ライブは17:00から開演。ファン層は幅広いですから、週末ということもあり、次の日から仕事や学校など予定のある人もいたでしょう。中村さんが語る“トップクラスのショー”を無理をしてでも見たいと思って来るファンも多いでしょうから、もう少し配慮が必要だったのではと思います」(前出・芸能プロ関係)

 中村とファンの思いが通じ合う日が来るといいのだが……。