爆笑問題の太田光の暴走が波紋を呼んでいる。1月1日に生放送されたフジテレビ系列『新春! 爆笑ヒットパレード2025』の場で、フジテレビを絡めたホットで危険な時事ネタを取り上げたのだ。
加護亜依に「初潮は来たの?」
太田はお正月の名物となっている同番組を「正念場だと思います」と切り出し、新しい番組として「だれかtoだれか」が始まると述べたほか「Aプロデューサーって誰?」「日枝出てこい」などと“暴言”を続けた。
女性に対するトラブルで9000万円の示談金支払いが報じられた中居正広が渦中の人となっているため、ダウンタウン松本人志のトラブルで『まつもtoなかい』という番組名が『だれかtoなかい』に変わったのに続いて、今度は『だれかtoだれか』になるのではとイジったのだ。
さらに中居問題に関しては、大物タレントに女性をアテンドするフジテレビの会社ぐるみの体質も取り沙汰されているため、報道に出ているAプロデューサーや、フジサンケイグループの日枝久会長の名前を出した形だ。
これを受けネット上では、
《日枝さんの指令で太田さんマジで出禁なるんちゃう?》
といった心配の声が聞かれる。一方で、
《爆笑問題の太田の件話題になっているがこの程度で出禁とかフジテレビはしねぇだろ。NHKならやるかもしれないけど》 《フジテレビがつまらなくなった、という意見へのカウンターパンチなんだからそんなことしたらフジテレビが本当に終わる》 《動画を見たが、あれくらい言ってくれたほうがいい。すっきりした》
といった激励や称賛の声もある。
太田のフジテレビでの“暴走”は今回が初めてではないと振り返るのは放送作家だ。
「2004年の『27時間テレビ』では、当時中学生でモーニング娘。メンバーだった加護亜依さんに『初潮は来たの?』と言って物議に。さらに2007年に放送された大型特番『たけしの日本教育白書』では、昨年亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんの頭髪を“着脱式”などとイジりました。
小倉さんは講演会などではカツラ着用をカミングアウトしていましたが、テレビでは“公然の秘密”状態だったため、スタジオは不穏な空気に。小倉さんは生前に出した著書でこの件に怒りを露わにしています」
これらの“ブッコミ”に対しては多大なクレームが寄せられたようだが、今回は「よく言った」という擁護の声が。視聴者の代わりに会長を名指しした太田。フジテレビはどう対応するのか。