─1月9日から主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』がスタートしますが、香取さんにとって“最低男”とは?
「自分の利益だけを考えて人のことが考えられないとかかなぁ。僕が演じる一平おじさんという役はまさにそんな感じなんです」
「本当の思いをビシバシお伝えする」
─昨年、配信リリースされたアルバム『Circus Funk』では、中森明菜さんなどさまざまな方とコラボされていました。香取さんの人柄の賜物だと思うのですが、人間関係で心がけていることは?
「気をつけていることは、“本気”ということ。接していて『一緒にやりたい』って言っても熱量がない人ってわかっちゃう。だから自分が一緒にやってほしいと思う人には本当の思いをビシバシお伝えする、ということを心がけています」
─明菜さんにも本気のアプローチを?
「はい。スタッフさんが明菜さんにお願いのメールを送るっていうときに、“ちょっと待った!”って言って僕の思いをスタッフさんの文章の最後に加えさせてもらいました。“一緒に歌いましょう!”って。『TATTOO』はずっと好きな曲で、カバーさせてもらうっていう話だったんだけど、もう一歩進んで“一緒に歌いましょう”って(笑)」
─春には全国ソロツアーも控えていますが'25年の香取さんのテーマは?
「それこそ『Circus Funk』は“サーカス”の“ファンク”に乗りまくってというライブを想定して作ったアルバムなんです。だから明るい一年になるんじゃないかな。全国ソロツアーというのは人生初になるから。昨年の『Black Rabbit』でも全国を回ったけど、追加公演という形だったので、正式な全国ツアーじゃなかったから(笑)」
─ドラマにツアーに大忙しですね。
「“俺なんてピエロだ”っていう思いが久々に復活してきて(笑)。サーカスにはピエロがつきものだからちょうどいいか」
こんな超能力が欲しい!
「瞬間移動かな。いや、でも移動の時間にセリフを覚えたり、いろいろインプットすることが多いから移動がなくなったら困るか。いや、でももっと時間ができてもっとやれるはずだからやっぱり瞬間移動で(笑)」
取材・文/今井ひとみ(稲垣)、花村扶美(草なぎ)、加藤麻江(香取、座談会)
ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』 1月9日スタート フジテレビ系 木曜夜10時〜『香取慎吾 × WOWOW 3カ月連続特集』「香取慎吾 “Circus Funk” Festival」2月放送・配信ほか