中国向けビジネス

 その後の福原はというと、

「'24年9月にTikTokアカウントを開設して、最近は料理やお出かけをした動画なども投稿しています。“本業”を生かして、卓球台に2つ設置された食材のイラストに向かってピンポン玉を打って、玉が当たった食材で料理をする“卓球×料理”という独自路線にも進んでいるようです」(芸能ジャーナリスト)

福原の卓球教室を企画する会社がWeiboに投稿した、フライヤー画像の1枚
福原の卓球教室を企画する会社がWeiboに投稿した、フライヤー画像の1枚
【写真】福原愛が参加する中国向け「高額インバウンド卓球教室」

 さらに、以前からアカウントを持っていた中国のSNS『Weibo』に加え、'24年10月には中国版インスタグラムの『小紅書(RED)』のアカウントも開設。中国でのSNS活動にも力を入れている。中国向けビジネスはほかにも予定されており、'25年2月に訪日旅行者を主な対象とした卓球教室に、ゲストとして参加するという。

 ツアーは、2日間の子ども向け卓球教室を含む4泊5日。観光や宿泊、食事などがついて、子どもは6800元(約14万円)、その保護者は5800元(約12万円)。

 卓球教室だけの参加は、1日だと1万4300円、2日間だと2万4200円で、国籍を問わず申し込めるという。

 イベント会社に企画の意図を聞くと、

「福原さんは日中で活躍する卓球界のレジェンドであり、中国でも人気があることから、今回の企画への参加をお願いしました。春節に日本を訪れる中国の観光客のみなさまに、卓球教室を通じて楽しい思い出をつくっていただき、日本の子どもたちとも交流してほしいと思っております」

 とのこと。福原は、日中をつなぐ活動に活路を見いだしたようだ。