“アイドル路線”への葛藤
「この時代は素晴らしい女性アーティストが続々とデビューしています。宇多田さんは1998年に15歳で鮮烈デビュー。同年にはMISIAさんや椎名林檎さん、さらにaikoさんもデビューを果たしています。確かに、広末さんとは路線が違うアーティストばかりですが、今回のインタビューでは“アイドル感が強くなりすぎて”“自分の詞を書くとか曲作るとか、もっとパーソナルな部分を出せる形じゃないと虚像化していくだけだなって”とも話しており、歌手としての方向性自体にも葛藤があったようですね」(音楽誌ライター)
2019年には『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)に出演し、自身の楽曲のPVを見て「恥ずかしい」と話したことも。さらに「今の自分の曲を歌うことはある?」と聞かれると、「絶対、歌わないです」「あれは10代だから歌えた曲」とも語っていた。
過去のアイドル路線には思うところがあった様子の広末。果たして、今後は納得のいく活動をしていけるだろうか。