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ー 今後の起用もNGか
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ー 厳しい対応に疑問も

 

 泥酔してマンションの隣室に無断侵入したとして、警視庁が捜査していると報じられた俳優の吉沢亮。1月6日には所属事務所のアミューズが声明を発表し、報道の事実を認めて謝罪している。

今後の起用もNGか

 この事件を受けて、吉沢が出演していたCM各社にも動きが。まず最初に対応したのが、『ドライクリスタル』のCMで吉沢を起用していたアサヒビールだ。事件が発覚した翌日には契約の解除を発表。《アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません》《今後、吉沢亮さんを起用した広告は展開しません》と、今後の起用NGも匂わせるような厳しいコメントを残している。

「おトラブルを引き起こした人がアルコール飲料のCMに出られないのは、まず仕方のないことでしょう。ドライクリスタルは、アルコール分が低いことをウリにしている飲料でもあったので、“泥酔”のイメージも商品にそぐわないですね。

 アサヒは昨年9月に“責任ある飲酒の推進”を掲げる『Responsible Drinking部』を創設していたので、このようなトラブルはなおさら容認するわけにはいかなかったのでしょう」(広告代理店関係者)

 アサヒの対応に続いたのが、洗口液『ピュオーラ』のCMで吉沢を起用していた花王だ。

 同社の公式サイトにアップされていたテレビCM動画は既に削除されており、1月9日の『ENCOUNT』の取材によると、《キャンペーン期間が今月末で終了することに伴いますが、今回の報道も受けて前倒しで取り下げました》とコメントしている。