「小笠原も複数球団と交渉を重ねているとは聞きますが、早期決着が見込まれていただけに長期化は想定外。こちらは1月25日午前7時(同)と、青柳と比較すると余裕はありますが、やはり“話せることはまだない”としています」(同・ジャーナリスト)
両名ともプロ野球で実績を残してきた実力者であり、メジャー球団からも評価されてこそのポスティング申請だったはず。にもかかわらず、なぜ期限間近になってお声がかからないのか。
佐々木の移籍決定で動きが活発化も
先のジャーナリストは「佐々木の契約が影響しているかもしれません」と、メジャーでの移籍の“優先順位”を明かす。
「今オフの“目玉”とされたのが、ヤンキースからニューヨーク・メッツに移籍したファン・ソト選手(26)ですが、投手の一番人気が佐々木です。各球団とも佐々木が獲得できるかどうか、はたまたどの球団に行くかで編成がガラリと変わってくるわけで、いわば“待ち”の状態」
なるほど佐々木の進路が決まり次第、“渋滞”が解消されて戦力の加入、トレード、はたまたリストから押し出されての解雇など、各球団の動きが一斉に活発化する可能性もあるそう。
「それでも青柳投手は期限ギリギリで、投手力不足にあえぐ球団が“飛び込み”で手を挙げるか、それともマイナー契約で獲得に乗り出す球団があるかどうか。入札がなければ阪神残留が既定路線ですが、喜ぶファンの一方で本人は複雑でしょう。
とにかく、まずは一刻も早く佐々木投手の移籍が“早く決まってくれ”と、交渉を続ける代理人ともどもに願っているかもしれませんね」
青柳も小笠原も念願のメジャーデビューを勝ち取って、今シーズンは佐々木以上の活躍をしてほしい。