声明出さず憶測がひとり歩き

「トラブルの発端となった被害者の女性以外にも、フジテレビの社員でこの騒動に巻き込まれている人は大勢います。1月8日の『週刊文春』では、被害者女性がフジテレビの佐々木恭子アナウンサーに被害を相談していたことも明らかに。《佐々木アナもフジ上層部と同じで、事実をもみ消す側として動いていたのかな》など、憶測が飛び交ってしまっています」(芸能ライター)

 さらに、1月12日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、佐々木アナが何の説明もなく欠席したことも大きな話題に。これを受け、大学時代に佐々木アナと同じゼミに所属していたという堀江貴文がYouTubeで「レギュラーの番組を欠席されたりとかしてちょっとかわいそうなことになっているんで、あんまり憶測とかで佐々木さんを叩かないでほしい」などと発言し、フジテレビに代わり佐々木を“守って”いる。

中居正広と“男性タレント”による女子アナとの“ホテル飲み会”が開かれたとされている『グランドハイアット東京』のスイートルーム。松本人志の性加害疑惑の際にも取り沙汰された(ホテルの公式サイトより)
中居正広と“男性タレント”による女子アナとの“ホテル飲み会”が開かれたとされている『グランドハイアット東京』のスイートルーム。松本人志の性加害疑惑の際にも取り沙汰された(ホテルの公式サイトより)
【写真】フジ女子アナ“上納飲み会”の舞台とされる高級ホテルのスイートルーム

「1月16日の『スポニチアネックス』の記事では、トラブルに関与していたとされるプロデューサーが《心身の負担が募っている》として“出社停止”になっていることが判明しました。彼は2023年から“編成部長”に就任しており、中居さんとの会食の場を設けた人物なのではないかと言われています。こちらもフジテレビが特に声明などを出していないため、憶測だけがひとり歩きしているような状態ですね」(前出・芸能ライター)

 15時からの会見で、港社長はどのように“社員を守る”のだろうか――。