まずは触ってみること
スマホを持っていることが当たり前になっている今、シニア世代も率先して使うべき、と増田さんはこう続ける。
「三浦さんも“ボケ防止”と言いつつ、ファンを喜ばせようという気持ちも当然あるでしょう。誰かに見てもらうというのはすごくいいことで、一般人でも友達同士で“孫が可愛い”とか“今日こんな食事をした”と写真を見せ合うことで、お互い、元気にやっているという確認にもなりますし。
誰かに発信するというより、自分の活動記録という気持ちで、知っている人だけに見てもらうということでも面白いじゃないですか」
情報を得るにしても、テレビのように受け取るだけではなく自分で検索をして興味のあるものに深く入り込めるネットの世界。これからはシニア世代こそ、スマホなどの情報端末を使いこなすべきかもしれない。
「インスタに限ったことではなく、新しいことに取り組むというのがどの世代でも大切。私が講師をしている『パソコムプラザ』でも、最高齢だと90代の方がいらっしゃいます。
今やスマホは生活必需品になっていますから、まずは触ってみることから始めることです。SNSなどは自分とは関係のない、若い人たちのものだと思うこと自体が、老化を自ら呼び込んでいる考え方だと思います」
人生100年の時代、まだまだ若者には負けていられない!?