1月17日に“前倒し”で行われた定例会見で、中居正広が起こした女性トラブルへの局員の関与について「事実はない」とあらためて否定。また女性アナウンサーの“上納”疑惑についても、「全くない、と私は思って信じてる」と答えたフジテレビ・港浩一社長。
一方で約100分間にわたる質疑応答の中で、「お答えできない」「回答を差し控える」などの“回答拒否”を約50回も繰り返したことで、騒動の真相が見えてこない、なんとも疑問を残す社長会見になってしまった。
2024年末に『女性セブン』が報じた、中居との間に深刻トラブルを抱えた芸能関係者・Xさんの他にも、1月15日に《私もAさんに“献上”されました》と、フジテレビ編成部長・A氏が開いた飲み会で“被害”を受けたという女性アナの告白を『文春オンライン』が掲載。
また続報で明かされたのは、そもそも「港社長も女性アナ接待の常習者」とする、フジテレビに根付くとされる“上納文化”の実態。そんな自社の“醜聞”に黙っていられなかったのが、同局の番組を受け持つ現役アナウンサーたち。
港社長の会見が行われる最中にスタートした、『Live News イット!』メインキャスターを務める宮司愛海アナは、解決のために「第三者の目を入れて調べてもらう」と進言したのちに、
「仲間が傷ついている」「苦しんでいる」
「一連の報道をめぐって、意図しない目を向けられて傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています」
自身も含めたアナウンサーや局員に関する憶測、またSNSには批判や誹謗中傷が寄せられているのだろうか、声を震わせながら生放送で現状を明かした。
また1月19日放送の『Mr.サンデー』でも、藤本万梨乃アナが「中居さんにはお会いしたことがない」と断った上で、
「今、根拠のない憶測に晒されて、否定する場もなく、苦しい思いをしている仲間もいます」
とコメント。受け取る形でMCの宮根誠司が、厳しい目線による調査結果を踏まえて「信頼回復への第一歩が始まる」と、フジテレビ“再生”の道を示した。