さらに20日の『めざまし8』でも、MCの谷原章介から意見を求められた酒主義久アナは、宮司アナと同様に「本当にもどかしいというのが一番」と前置きして、
「13年働いてきて1度も辞めたいって思ったことないですし、大好きな会社で先輩も後輩も含めて、大好きな仲間がいろいろ苦しんでいる姿っていうのを……見てきたので。好きな会社をもっとよくするためにも、調査であったりとか、説明も今後しっかりしてほしいなっていうのが今の思いです」
こちらでも「仲間が苦しんでいる」と局員が置かれている状況を、涙ながらに吐露するのだった。
アナの涙の訴えに「台本通り」疑いの目
“被害者の仲間”でもあるアナウンサーたちの勇気ある言葉に、SNSでは称賛の声が集まる一方で、番組で流した涙に穿った見方もなされている。スポーツ紙・芸能デスクの話ーー。
「3人が示し合わせたかのように口を揃えて“仲間が…”と訴えたことで、“言わされてる感”“原稿があるんだろうな”“台本通りか”などと疑いの目も向けられています。
報道をまとめると、X子さんは上司らに“被害”を相談していたといいますし、港社長もトラブルを“2023年6月時点で把握していた”と会見で述べています。ならばなぜ、中居さんへの聞き取り調査もせずにトラブルを放っておいたのか。
フジテレビに不信感を募らせた視聴者にしてみれば、今になって“仲間がーー”との御涙頂戴を公共の電波に乗せられても、じゃあ“空白の1年半”の間に一番傷ついていた仲間は?と冷めた目で見てしまいますよ」
これ以上、視聴者やスポンサーの信用を損ねないためにも、まずは港社長もろとも、第三者委員会による公正な調査を受けるべきだろう。