中居が“野球愛”を大いに語っていたのが、『週刊ベースボール』に寄稿していたコラム。2016年には、その“原点”を父親の影響で野球中継を見始めたこととして、
《僕は物心ついたときから野球一筋の子どもでした。それこそ思い出と言えば、野球のことばかり(笑)。生活そのものと言ってもおかしくありませんでした。》
「野球」は幼い頃から生活に不可欠なものだったことを明かす中居。また野球から学んだのが、組織における「それぞれの役割」。
おしゃべりで一番になれるよう頑張ろう
《いろいろと考えたときにおしゃべりは結構得意だなと思ったんです。だったら歌は他のメンバーに任せて、自分はおしゃべりで一番になれるように精いっぱい頑張ろうと。それが今、こうしてMCのお仕事につながっているわけです。》
芸能界で生き残る手段を見出し、そして国民的司会者になれた理由を物語ったのだった。あの頃の“野球少年の心”を忘れずにいれば、今回のような過ちは犯さなかったのではないかと思うのだが、前出の編集者はこう皮肉ぶる。
「そもそもプロ野球選手も中絶トラブルを起こしたり、強制わいせつの疑いで書類送検されたり、はたまた侍メンバーが不倫していたり。それこそトラブルの解決金として1億円を払う報道がされたりと古今東西、女性トラブルは付きものといった印象。
それでも仕事を失うことなくプレーできる環境だけに、案外、中居さんも受け入れられる可能性はある(苦笑)。ただ、もうテレビ出演は厳しい現状、“裏方”としてこっそり“サポート”に回る手立てはあるのかも」
これからは中居の席はグラウンドレベルではなく、一般観客席になりそうだ。