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グラビア=若い女性によるもの。そんなイメージが強いのではないだろうか。近年、その様相は少し違う。
「ほしのあきさん以降“大人の色気”に振ってグラビアを続けるグラビアタレントは多くなっていましたが、さらに時代が進み、近年は56歳の森口博子さんが最新アルバムで34年ぶりにビキニ姿に。
55歳のかとうれいこさんも写真週刊誌で26年ぶりにグラビアに挑戦。56歳の中島史恵さんはこの数年は毎年、写真集やDVDを発売。さらに宮崎美子さん、藤あや子さんも60代で水着グラビアを披露しています」
そう話すのは、ある出版プロデューサー。
グラビアを求める人が高齢化
かつて30代すら“まれ”だったグラビアだが、その“寿命”が延びている。
「グラビアを披露する理由は当然、人によって違いますが、あくまで“状況”として、さまざまな理由は考えられます。
まず、グラビアの“演者”の高齢化は、ファン層の高齢化も多分に作用しています。グラビアを求める人が高齢化しているということは、必然的に彼らの“ストライクゾーン”であるタレントの年齢層も高齢化しています」(同・出版アプロデューサー、以下同)
かとうれいこは“伝説のグラビア女王”と呼ばれているが、デビューしたのは1988年。
「当時、思春期や青年期だった男性は50代から60代なわけです。若い世代を追い続ける人もいますが、同世代の女性にこそ魅力を感じる人も当然います」