着物姿も演技力もお墨付きなイケメン俳優
第2位は、映画『キングダム』シリーズでの王騎役が大好評の大沢たかお(56)。
「優しさの中におとこ気も感じられる」(石川県・55歳)「演技が上手でどんな役でも完璧にこなせる人」(岩手県・52歳)と、ストイックさを高く評価する声が。
「王騎の役づくりのために20kgも体重を増やしたのは有名な話。筋骨隆々の姿には驚きましたが、主役を食っちゃうほどのオーラをお持ちの、素晴らしい俳優さんですよね」
60歳手前となると、やはり大河の主演はもう厳しい?
「実は大河には、青年時代を演じなくてすむイケオジ向けの題材がひとつだけあるんです」
それがズバリ「忠臣蔵」!これまで大河では『赤穂浪士』(1964年)、『元禄太平記』(1975年)、『峠の群像』(1982年)、『元禄繚乱』(1999年)と4作品で、赤穂浪士をテーマとしてきた。
「大石内蔵助、吉田忠左衛門、吉良上野介などの主要人物に、竹野内さんや西島さん、大沢さんなどを配すれば、50代、60代の主演もあり得る。若い赤穂浪士たちには旬の俳優をズラリ並べ、令和のイケメン忠臣蔵が実現したら最高ですね(笑)」
1位に輝いたのは、主演映画『はたらく細胞』が大ヒット中の佐藤健(35)。
「2010年の大河『龍馬伝』での岡田以蔵役が迫力満点だった」(埼玉県・49歳)「映画『るろうに剣心』の着物姿がカッコよすぎた」(東京都・56歳)など、演技力、スター性ともに申し分なし!
「時代劇初挑戦だった『龍馬伝』のときはまだ20歳でしたが、圧巻の演技を見せ強烈な印象を残しました。当時、演出を担当した大友啓史さんが、のちに映画『るろうに剣心』で監督を務め、再び佐藤さんとタッグを組み話題となりました」
今年36歳の佐藤。青年から老年までを演じるにふさわしい“大河適齢期”にもドンピシャリだ。
「佐藤さんが主演なら、やはり殺陣のシーンは欠かせない。宮本武蔵、柳生十兵衛などの剣豪役が似合いそうですね」
年間平均視聴率が15%を超えた大河ドラマは、2016年に堺雅人が主演を務めた『真田丸』が最後。大河で高視聴率を叩き出す新たな主演俳優の誕生に期待だ。