1月26日、1台の電車がホームに停まっている写真がSNSにアップされ、物議をかもしている。
人が並んでいる車両の隣は“ガラガラ”
投稿されたのは、駅のホームで撮影されたと見られる1枚の写真。2つの車両に人が乗ろうとしているのだが、その2つの車両に明らかに違いがあるのだ。
「ホーム上に人が並んでいて、いままさに順番に乗り込もうとしている写真なのですが、人が並んでいるのは左の車両だけで、右の車両は一人も並んでいないのです。よく見ると右の車両の窓には、女性専用車両を示すピンク色のステッカーが。女性専用車両はガラガラで、そのせいで普通車両に人が集中して出発に時間がかかっているように見えます。
その写真に《女性専用車両がいかに集中混雑と遅延によるダイヤの足かせになるかがよくわかる一枚》といったコメントが添えられているので、SNSにさまざまな声が寄せられ、炎上しているんです」(スポーツ紙記者)
X上で6000万インプレッションを超えて拡散され、ネット上にはこんなコメントが溢れている。
《前からわかってたけど、あの車両があるから電車遅れる、まじくそ》 《男尊女卑ならぬ、女尊男卑。遅延拡大の最大の原因》 《なら男性専用車両も作ってよ》 《ふだんは差別差別とうるさいくせに、こういうときは女性差別って言わないんだよな、女性って》
女性専用車両が設定されているのは多くの場合、朝の通勤通学時間帯。ただでさえ急いでいるのに女性専用車両がガラガラで隣の車両が混雑していると、「あの車両が悪い」とつい考えてしまうのだろう。
そういう意見に対して、“そもそも論”で応戦する人も。
《そもそも痴漢をする馬鹿がいなくなれば女性車両は必要ない》 《女専を作らなくていいように、痴漢は出禁にしてマイクロチップを埋め込んでほしい》 《まともな男しかいないなら女性専用車両なんていらないよ》
さまざまな意見が衝突し、“大荒れ”状態なのだ。