仲違いのきっかけになったのが、「ご飯食べに行こう」と中居に誘われた食事会だったようで、岡村が指定された居酒屋に出向いてみると……、
「(ダウンタウンの)松本人志さんがいてはって。(パニックになって)“わー!”ってなって。ほなら、中居が言わんでいいのに、松本さんに“最近の若手ってどう思いますか?”とかって言い出したんです。なんで、“そんなこと言うねん!”って」
松本人志との席を“勝手にセッティング”され、しかも“若手批評”を振った中居に「嫌がらせしたやろ」と怒りを覚える岡村。以後、中居から歩み寄りがあったものの、「“バチン!”ってシャッター閉めた」と心を閉ざしたというのだ。
「松本会」は岡村の誤解だった?
この食事会トラブルの詳細を、事情に精通する芸能ライターが補足する。
「1999年ごろの話で、松本さんを囲んでいたのは他にココリコ、山崎邦正(現・月亭方正)さんら“ガキ使”メンバーで、岡村さんにしてみればアウェー状態。しかも松本さんとは関わりがほとんどなく、それでいてお互いが比較されていた時期」
当時は『ダウンタウンのごっつええ感じ』の放送終了後、看板番組になっていた『めちゃイケ』がフジテレビに推されていた時期で、ダウンタウンとナインティナインも人気を分ける背景があった。
「それでも岡村さんも含めた、当時の松本さんは若手にとって“雲の上の人”。そんな芸人界の事情を無視した、中居さんの気を使わない所業に怒ったのでしょう。
そして“タネ明かし”をすると、どうやら松本さんとの一席は中居さんが仕掛けたのではなく、たまたまガキ使一行と同じ居酒屋で居合わせたところ、後に岡村さんが合流して席に通されたみたいですよ」(前出・ライター、以下同)