お笑いコンビ元『尼神インター』誠子の海外挑戦表明が話題だ。誠子は2024年3月にコンビを解散し、所属していた吉本興業を退社。現在はフリーランスの立場でお笑いを含め幅広いタレント活動を行っている。
カナダに1週間の短期留学に
誠子は「集英社オンライン」のインタビュー記事で、この春にカナダのバンクーバーで行う海外公演の詳細を語っている。きっかけはカナダにある社会人留学を推進する企業から1週間の短期留学の誘いがあったためで、最終日に覚えた英語でお笑いライブをやりたいと誠子自ら申し出た。記事では「カナダ人に求婚されたらそのまま嫁いじゃうかもしれない」とも話しており、現地での“婚活”にも期待を寄せている。
ネット上ではこの挑戦に《誠子さん、海外公演ついでに婚活宣言って、カナダで人生逆転狙いかよ!? その行動力、もう立派に面白いぜ!》と好意的な声があるものの、冷めた声も相次いでいる。
《みんなが行くからアタシもってか。渡辺直美くらいインパクト、度胸、才能がなきゃだれも洟もひっかけいないだろう》
《いやいや本当に小学生の夢の話じゃないんだから…って思うけど》
《元々イジられたり体を張ったりして笑いを取ってた人だから急にセンスで勝負するのはかなりの挑戦だと思う》
このほか、《海外に行くのはいいけど、留学なら留学、芸人としてのライブ開催ならライブ開催を目的にした方がいいと思う》と冷静な助言も。
こうした声が相次ぐ理由を放送作家が指摘する。
「海外に挑戦するお笑い芸人は増えていますが、アメリカに渡ったゆりやんレトリィバァさんにせよ、渡辺直美さんにせよ、まずは“見た目のインパクト”が先行し、そこに“簡単な英語”が組み合わさって笑いが生まれています。誠子さんは彼女たちとはタイプが違うので、言葉やセンスのみで勝負をかけるのはかなり厳しいのでは」
渡辺に同じく現在アメリカを拠点に活動するウーマンラッシュアワーの村本大輔も、本格渡米の前に日本とアメリカを行き来する“地ならし”を行っている。
わずか1週間の“超短期留学”で誠子が成功を掴めるかは微妙だろう。