《やっぱり物足りない》

 番組視聴者、そして“中居ヅラ”と呼ばれる往年のファンからはこんな声が。

《長年の名コンビだった笑福亭鶴瓶さんとの掛け合いが見られないのは、やっぱり物足りない》
《中居くんがいない仰天ニュース寂しいな》
《スタジオ盛り上がらないね》
《鶴瓶さんとの絡みがすごく楽しみなのに中居くんがいなかったからこれからもう見るの辞めよ 本当にツライ》

 などなど、複雑な心情がうかがえる。「改めて、中居さんがこの番組で担っていた役割は大きかった」と話すのは制作会社プロデューサーだ。

「殺人や事故など、かなり重たいテーマのVTRでも、中居さんはそれを引きずりすぎず、スタジオでは努めて明るくトークを展開していました。そのコントラストが番組視聴者の“救い”になっていた部分があります」

 ゲストとのトークも中居の担当だった。

「気心知れた芸人などのゲストが来た時には軽口を叩いたりしてイジることもあった。時にはヤンチャがすぎることありましたが、それも含めて鶴瓶さんとの相性は良かったのです。VTR主体の番組とはいえ、意外な重要なファクターが欠けたことはのちのちボディブローのように効いてきます」(前出・制作会社プロデューサー)

 ただし、11日のオンエアで鶴瓶が本来中居がいたであろう左の方向に向くといった場面があった。だが12日配信の『ピンズバNEWS』が、この日のスタジオに中居の姿があったのか日テレに問い合わせると、「そのような事実はございません」という回答が返ってきたという。

 いずれにせよ、“物足りない”という指摘は今後どのように受け止めていくのか。『仰天』の動向に注目したい。