「義理堅い」NHK
“ダイジェスト感”については、
「放送を見ていると、時間経過も早いですが、舞台が病院と自宅、両親の理髪店など、全てスタジオで撮影されていて、ロケはまったくない。これも忙しい橋本さんに合わせてのことだと思いますが、駆け足で早く終わらせようとしている感じがすごくしました。普通なら次回ヒロインへのバトンタッチが話題になったりするのですが、クランクアップしたこともあまり大きく報道されませんでした。NHKのスタッフは達成感というより、“終わってよかった”という安堵の気持ちのほうが強いと聞きました」(同・プロデューサー)
もはや迷走を止めることはできそうもなく、このままいけば、朝ドラ史上ワースト記録更新の恐れも出てきている。橋本にとっても“黒歴史”になりそうで、NHKの責任は大きい。
「お詫びということではないでしょうが、義理堅いNHKさんのことですから、橋本さんは『紅白』の司会が続くと考えられます。さらに、なにか新しいドラマの主演に抜擢される可能性も大きいですよ」(同・プロデューサー)
『ウェルかめ』のヒロインを演じた倉科カナは、その後もNHKのドラマ出演し続け、NHKでの主演作品も多い。もっとも、彼女の実力があってのことだろうが。
『ちむどんどん』でW主演だった宮沢氷魚は、現在放送中の大河ドラマ『べらぼう』で田沼意知役を演じている。
これも『ちむどんどん』のお詫びというわけではないだろうが、橋本にも再びチャンスが来るか――。