「内輪ノリが寒い」
「このネット上での論争に反応してか、タニタ公式は“もちつけ”と投稿。かなり前に流行ったネット用語での投稿に、“インターネット老人会”“タニタの購買層が50代くらいの男性ってこと?”と揶揄の声もあがっていました」
また、このような赤いきつねのweb CMに関連した賛否の声のほかに
《内輪ノリは寒いんだよ》
《お客様が見えていない。これって広報として致命的だよな》
《企業でX担当になる人ってどういう人材なのか気になる。炎上多すぎてw》
《企業アカウントが自我出してるのがキモいんだよ》
《投稿のチェックフローがなさそうで心配》
といった、自我のある企業アカウントを憂慮するコメントもあがっている。
「タニタや東洋水産のように、担当者の自我があるような企業公式アカウントは少なくありません。親しみやすいなどの利点もありますが、最近は内輪ノリが寒かったり、スベっているものも多い。一般人のポストに “(破れないストッキングは)都市伝説、陰謀論”などと公式アカウントが投稿し、最終的に謝罪した『靴下屋』の炎上が記憶に新しいですが、炎上のリスクと隣り合わせの運用方法だと思います」
東洋水産の公式が2月26日に投稿した「いつの日か30万フォロワーを達成してみたいです(当分無理だな...)」というポストには、サッポロビール、アース製薬、フジッコの“自我のある公式アカウント”が反応している。
漏れ出た担当者の自我が、いらぬ炎上を引き起こさないといいのだが。