目次
Page 1
ー 入れ歯が合っていない…?
小説家の村上龍

 2月27日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)を見た視聴者から一様に同じ意見が寄せられている。

入れ歯が合っていない…?

 2006年4月からスタートした同番組。日本経済を支える企業のトップや政・財界人をスタジオに招き、作家の村上龍と女優の小池栄子が斬りこんでいく硬派なトーク番組だ。その合間に、ゲストの密着VTRが何度かインサートされていく。

 同27日の放送分では、東京都内を中心に全国30店舗を展開するカスタムサラダ専門店「クリスプサラダワークス」のCEO・宮野浩史氏がフィーチャーされた。15歳で渡米し、現地での天津甘栗の販売に成功したあと帰国。そこで得た、「同じ食べ物でも、場所が変われば人はこんなに喜んでくれるんだ」という学びから、日本で、約30種類のトッピングから選べるサラダメインの店を始めたのだという。

 冒頭約15分、同氏の仕事ぶりを取材したVTRが終わったあと、スタジオで最初に話し始めたのは小池だった。同業他社も増えている中、他の店との違いはどう意識しているのかと宮野氏に尋ねたのだ。何ターンかやり取りが続く中、ようやく村上が質問。それはこういう問いかけだった。

「いま、お客の何割ぐらいがスマホで注文するんですか?」

 だが、村上の喋りは想定外のものだったようで、ネットは衝撃。

《カンブリア宮殿の村上龍。滑舌がひどすぎて、何言ってるかわからん》 《久しぶりにカンブリア宮殿見たら村上龍がものすごいフガフガしててすっかりおじいちゃんだな。 字幕ないと何言ってるか分からないレベル》 《村上龍は歯が悪いのか、喋れてないですやん。いつからか小池栄子の番組》

 など、何を言っているのか聞き取れないという指摘が多く見られた。

このあとも村上さんは時折質問していましたが、やはり発音が不明瞭で、画面下の字幕スーパーを見てようやく理解できるといった場面が多々ありました。また、今ではあまり聞かないケースですが、入れ歯が合っていない方に見られる、いわゆる“フガフガ喋り”をしていたように思います。

 さらに心配だったのが顔つき。かつては精悍なイメージのあった村上さんですが、頬も垂れ、別人のように変貌を遂げていたのです」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 またXには《病気じゃなければいいけど》《何言ってるか全然わからないのだけどご病気なのだろうか》と、健康状態を不安視する者もいた。

「村上さんの滑舌の悪さは数年前からネットを中心に指摘されていました。今回は偶然チャンネルを合わせた視聴者から、その声が多く寄せられたのでしょう。また病気を患っているのではという声もありますが、特にそれに関する話も聞きません」

 村上龍は現在73歳、加齢によるものだろうか。たとえ滑舌が悪くても、これからも経営者に舌鋒鋭く斬りこんでほしい。