生きるため必要最低限の家事しかしない
長く家政夫役を演じているが、実際のところ家事は苦手だという。
「家事は全部苦手で極力したくないです(笑)。部屋の掃除や洗濯などどうしても必要な家事はやりますけど、料理は出前や外食で済ませられるじゃないですか?
やらなくていいものはできるだけそぎ落として必要最低限、生きるための家事だけやっています。家政夫役ですけど、ミタゾノさんに来ていただきたいくらい(笑)。実際は僕が家政夫さんを雇いたいです!」
毎回“お役立ち家事情報”が登場するのも本作の魅力のひとつ。家事が苦手な伊野尾でも気になったお役立ち情報を聞くと、
「今シーズンの第2話で登場したお餅で作るワッフルは美味しそうだなと思いました! 家事ネタが1話につき3個ぐらい登場するのですが、制作陣は“もう限界だ!”と言っています(笑)
最近は、家事ネタじゃなくて豆知識みたいなものもあったりするんですけど、みなさんそこはあまりツッコまず、温かい目で見ていただけたらうれしいですね」

伊野尾慧 撮影/吉岡竜紀
撮影現場で“覗き見”した共演者の意外な一面は?
今回初参加の久間田琳加さんが、ずっと平田敦子さんのモノマネをしています。スピンオフの平田さんの長ゼリフがお気に入りみたいで、夜寝る前にそのシーンだけ見るらしいです(笑)。意外と子どもっぽい一面があります
気持ちを“スッキリ”させるためのリフレッシュ方法は?
実はあまりないんです。年齢や立場的に嫌なことを避けられる位置にはなってきたのですが、嫌なことを嫌だと思わずに向き合わなきゃダメだと自分の中で落とし込むようにしています
今回のシリーズならではのポイントは?
今まで「むすび家政婦紹介所」は倉庫で撮影していたんですよ。今回はセットになったので、床が平らになりました(笑)。気温も適温で、とても快適な環境だと思います!
撮影/吉岡竜紀
メイク/二宮紀代子(kiyoko ninomiya)
スタイリスト/寒河江 健(Emina)