《気持ち悪いことこの上ないミャクミャクを交野市が補助金を出すイベントでなぜ呼ばねばならないのか。交野市の補助金は、前提として、交野市にプラスになるものであり、あのような気持ち悪いキャラを呼ぶのが交野市にプラスになるとはとても思えません。大阪府が多額のお金をくれるなら話は別ですが》
と、Xで投稿したのは大阪府交野市の山本景市長だ。
「無駄使いにもほどがある」
そこまで酷評されてしまった大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャク。
「身体の青い部分は、自在に形を変化させる『水』をイメージしており、赤い部分は分裂したり増えたりする『細胞』をイメージしているそうです」(テレビ誌ライター)

《ミャクミャクだいぶ見慣れてきてこれはこれで個性があってかわいいかも? って思えるようになってる》
《ミャクミャク様のデザインは秀逸で好きですよ!》
《デザイナーさんには悪いけどミャクミャクって普通に気持ち悪いよね》
と、SNS上でも賛否が分かれる。
そんなミャクミャクのアニメ番組『はーい!ミャクミャクです』が、3月3日からNHKで4夜連続、1日2話ずつ放送中だ。
現代の4コマ漫画を意識したショートアニメで、登場するキャラクターを通して「万博で未知の出会い・体験を果たしたい」と視聴者に思わせるのが狙いだという。
初日の放送後、SNSではさまざまな感想が。
《声をかけても全然街の住民に関心持たれず落ち込んでるミャクミャク様、開始早々自虐ネタぶち込んでくるとは思わなかった》
《たった4分にこんなにかわいいが詰め込まれてるの??これが明日も明後日も明々後日もあるの?かわいすぎてもたないが?》
《この番組の制作に受信料が使われているんだとしたら無駄使いにもほどがある。これはあきらかに万博の広報なんだから、制作費は万博がもつのが当然》
《ミャクミャクのアニメ、子供向けにいいのになんでこんな深夜にやるんだろ》
「放送時間が夜11時45分。地球の生物の起源から温暖化などの環境問題を、人間の『おっちゃん』に話すというアニメの内容からしても子ども向けなのに、もったいないと思います」(前出・テレビ誌ライター)
親から子へ脈々と視聴されるべき番組だと思うが…。