「回収・やり直し案件」
その後の投稿で作者は、《編集部に知らせたら驚いてました》と状況を説明。描き込みも色塗りも中途半端なスマホで撮影したイラストが、作者への最終確認も取られぬままガイドブックに掲載された以上、依頼した側の管理体制に問題があると思われても仕方がない。編集部の杜撰な対応にネット上では、
《また出たよ……万博、本当に大丈夫?管理体制どうなってるの?》
《回収・やり直し案件だけど、一度出回ったものについてどこまで責任を取ってもらえるのか……》
《始まる前から問題しか起こってなくて、全く良いイメージが持てないんだけど》
と、批判の声が続出している。

大阪・関西万博の公式ガイドブック内のイラストを担当していた絵本作家が「前代未聞な事」としてXに投稿。レイアウト検討用と言われて送った描きかけのものを、そのまま載せられてしまったという(青山邦彦氏のXより)
「イラストを担当した青山邦彦氏は、建築設計事務所勤務を経て絵本作家になったという経歴の持ち主で、今回の絵のように都市や建物の絵を得意としています。
Xでは3月頭から、絵本の彩色の細やかな作業の様子を連続で投稿していました。万博という大仕事で発覚した編集側のミスには、悔しさが滲むのも無理はありません」(全国紙社会部記者)
一件について、ガイドブックを発行した日本国際博覧会協会の副会長を務める大阪府の吉村洋文知事は3月27日、「作家の方の大切な著作物であり申し訳ない」と謝罪。
しかし、万博のガイドブックについては、記載されている国際連合の旗が違う旗となっていたり、海外パビリオンの紹介欄で、イスラエルやパレスチナの首都を巡って誤表記が認められたりと、その内容の杜撰さが露わになっている状態だ。
多額の予算を注ぎ込んでいながらトラブル続きで、国民や府民の批判と不満を集めている大阪万博。果たして無事に4月13日の開幕を迎えることはできるのだろうか……。