2つの“事件”
もともと、同番組で『地獄でなぜ悪い』を歌う予定だった星野。しかし、この楽曲は園子温監督の映画『地獄でなぜ悪い』で使われており、園の性加害問題があったことをうけて、《紅白でこの曲を歌うのか》と批判が高まっていた。
「そもそもこの曲は映画のために作った曲でなく、星野さんが2012年にくも膜下出血で倒れた際に個人的な経験や思いをもとに執筆されたものです。彼の公式サイトでも、騒動のときに楽曲について《映画のストーリーを音楽として表現したものではありません。星野源の中から生まれた、星野源の歌です》と説明されていました。映画とはまったく関係なく自らが生み出した楽曲だからこそ、性加害問題と関連付けられることに黙ってはいられなかったのでしょう」(音楽誌ライター)
しかし結局、星野は楽曲を変更して歌うことに。
「本番では、ものすごく暗い表情で登場し、星野さんのステージが始まってから歌いだすまで10秒ほどの沈黙が。かなり思うところがあった様子でした。もちろんNHK側がどこまで楽曲変更をリクエストしたかは不明ですが、公式サイトでは《紅白制作チームと協議の結果、今回は曲目を変更し、『ばらばら』を弾き語りします》と発表されているので、NHKの意向も少なからずあったのでしょう」(テレビ誌ライター)
同じ2024年には、インフルエンサーが星野の不倫を告発するという出来事も発生した。不倫相手とされたのはNHKのアナウンサーだったが、星野と新垣結衣夫妻はこれを完全否定。5月28日放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「100%やっていないこと、事実がひとつもない」と話し、新垣もサプライズで電話出演した。
一方、NHKサイドからは特にコメントや発表はナシ。もちろん、NHKもアナウンサーも巻き込まれた側ではあるが、星野からすると何も対処してくれないようにも見えただろう。
星野にとってNHKはもう“良い思い出の場所”ではなくなってしまったのか、その胸中は――。