4月9日、日本コカ・コーラ株式会社の新CMで、アニメ『クレヨンしんちゃん』を実写化した映像が公開された。公式YouTubeでは、ショートムービー『もうひとつのクレヨンしんちゃん やかんの家族だゾ!』と題し、“20年後の野原家”を描いた動画が第3話まで公開されている。
「今回『やかんの麦茶 from 爽健美茶』のリニューアルにあたり、『クレヨンしんちゃん』とのタッグが実現したようです。ショートムービーでは、大人になった野原しんのすけ役に俳優の高橋文哉さんが抜擢。さらに、父の野原ひろし役は原田泰造さん、母のみさえ役は麻生久美子さんが務めています」(芸能プロ関係者)
同日には、都内で日本コカ・コーラ社『“やかんの家族だゾ!”特別試写会』が開かれた。野原家族3人が登壇。それぞれ役への思いを語っていた。
《美化しすぎ》
しかし、情報解禁された後、その配役にネットは驚愕。大人になったしんちゃん役に高橋がキャスティングされたことに、早くも違和感を抱く声が上がっているのだ。
《クレヨンしんちゃんの実写しんのすけイケメンすぎるだろ笑笑》
《だいぶまろやかになってる》
《このクレしんは美化しすぎ》
《CM見たけど...う~む、やはり違和感が》
1992年から登場した同アニメ。今や国民的なアニメとなったその実写化は、ツッコむ声が多く上がる。

「今回、高橋さんが抜擢されたのは、同アニメの舞台である“埼玉県春日部市”出身であることがキャスティングの理由でもあるでしょう。しかし、長年放送されてきているだけあって、原作アニメのしんのすけの“ひょうきんさ”や“おばかさ”は、国民の脳裏に刷り込まれています。大人になり急激なイケメン具合には違和感を抱くのも無理はない気がしますね」(前出・芸能プロ関係者)
アニメの実写化には、高頻度で賛否が巻き起こる。今回も厳しい意見もあるが、高橋本人や制作サイドは前向きだ。
「同郷ということで、小さい頃から親しんできたアニメだったという高橋さん。彼自身も『小学生の頃は公園でみんな“かすかべ防衛隊”って言ってて、列になって走ったりしている町で育った』と当時を振り返り、抜擢された喜びを明かしています。原作漫画の制作スタジオからも“感激”と絶賛するコメントも出ていますから、期待値の高い出来栄えになっているようですね」(前出・芸能プロ関係者)
高橋が演じる“しんのすけ”が受け入れられる日も近いだろう。