目次
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ー 仲間たちとの比較
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ー 「日の目を見てほしい」

 

 KAT-TUNが解散し、現在はソロ活動となった上田竜也が、6月27日に発売する著書『この声が届くまで』で小説家デビューをすることがわかった。

 出版元のKADOKAWAへ寄せた本人のコメントによると、この小説を書き始めたのはグループ3人目の脱退が決まった約10年前。途中、執筆が中断した時期もあったそうだが、長年上田の中で大切に温められてきた作品のようだ。

仲間たちとの比較

「現役アイドルが発表する小説ですから、話題性があるのは間違いありません。しかし、STARTO所属アイドルで小説家といえば、すでにNEWSの加藤シゲアキさんがいます。加藤さんは2012年に『ピンクとグレー』で小説家デビューした後、2021年に発表した『オルタネート』が吉川英治文学新人賞を受賞。さらに同作は直木賞候補にもなり、注目を集めました。

 そのため、今回の上田さんの話題には《加藤シゲアキの二番煎じ?》《めっちゃ加藤シゲアキと比べられるやつ》《加藤くんが上手くいったから俺もって思っちゃった?》などの声もあがっています」(文芸誌編集者)

 また、小説ではないものの、同じく元KAT-TUNの中丸雄一は2012年から雑誌『Wink UP』で「中丸雄一の絵本作家への道」「中丸雄一のイラスト勉強会」を約9年にわたり連載し、2023年には『月刊アフタヌーン』で念願の漫画家デビューを果たしている。

 グループ解散後はソロ活動という同じ状況なためか、

《中丸先生に近づけるように頑張らなきゃね》

《くれぐれも中丸と同じ道を歩まないように気をつけろよ》

 などと、“作家デビュー”をイジるような声も……。