Snow Manが19日および20日、デビュー5周年記念で初のスタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』を東京・新国立競技場で開催した。各日約7万人を動員し、チケットは完売。全国の映画館360館でライブビューイングも実施されたが、そのチケット争奪戦にも敗れた一部Snow Manファンが『音漏れ参戦』したことに批判が集まっている。
チケットを持たず音漏れ参戦するSnow Manファン

「改修前の国立競技場では、旧ジャニーズ事務所の先輩であるSMAP、嵐がライブを開催したことがありますが、現行のSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとして同所での有観客公演は初。5周年でもあり大人気のSnow Manの晴れの舞台に少しでも近づこうと、チケットを持たない『音漏れ参戦』する一部ファンが、会場周辺に集結しました。
Snow Manのライブは、以前からドーム公演などでもチケットをとれなかった一部ファンが、会場外壁にへばりつくなどして、近隣住民の邪魔になるなど問題になっていました。今回は天井の無い野外の国立競技場ライブで、さらに多くの“チケット難民”が集まったようです」(アイドル誌ライター・以下同)
ドーム公演で迷惑行為が過去に問題になっているだけに、ライブ開催前から良識あるファンが、『音漏れ参戦』しないようにSNS上で呼びかけていた。ただ、防音が元々不可能な国立競技場のため何が悪いのか分からない、という一部ファンが、当然の権利のように会場周辺に集まった。
悪びれもせず堂々と、レジャーシートを敷いて楽しんでいるファンも多くいたようで、これにはX上で、
《小さい子連れて、レジャーシート敷いてまで音漏れ参戦するの凄いな…》
《レジャーシート敷いてペンライト持参して音漏れ参戦してるババアいっぱいいた》
《音漏れ参戦でレジャーシートとかダクト嗅ぎながら白米食べてるようなもんだろ》
と非難の声があがっている。
それらの一部ファンは、当日警備員らに注意されなかったとして、マナー違反であるとは思っていない様子だったという。ただ、国立競技場公演の『音漏れ参戦』については、嵐の時も近隣住民や警備員とトラブルがあり、公式に「近隣のご迷惑になる」として注意喚起がなされている。また、嵐の際はコロナ禍の無観客ライブという違いはあるが、嵐のメンバーがライブ会場にはこないよう動画で呼びかけていた。
コロナ禍が落ち着いたとはいえ、最寄り駅や会場周辺の道を塞がれたり、飲食施設を占拠するなどされ、近隣住民から「人集まりすぎだしあんな所にいられても通る人が通れないの!」と、迷惑を被ったという声は変わらずあがっている。
さらに、チケット代を払って会場内にいるファンと違い、音源だけとはいえ本来有料であるはずの公演を無銭で楽しむ行為について、
《聴きたいのわかるけど円盤(DVDやBlu-ray)出るまで待とうよ、推しに還元していこうよ…音漏れ参戦なんて無銭飲食と一緒よ?》
《音漏れ参戦で幸せに浸ってる奴一生そこにいろよ会場に絶対に入ってくるな》
といった批判も出ている。