目次
Page 1
ー 世帯視聴率は48%を記録
Page 2
ー シーズン中には「投手復帰」を示唆
Page 3
ー 出場を後押しする“放映権料ビジネス”
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ー 前大会で“仲介人”になっていた水原被告

「選んでいただけるなら光栄なことですし、まずは成績を残すことを含めて、今年1年見せていかないといけない」

 日本時間4月19日、真美子さんの出産に立ち会うため、産休制度の“父親リスト”入りし、試合を欠場した大谷翔平。第1子誕生を前に2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及していた。

「WBCの最終的な組み合わせが発表されました。連覇を目指す日本代表の『侍ジャパン』は1次ラウンドC組に振り分けられ、2026年3月6日に東京ドームで台湾と初戦を戦うことになりました。その後は韓国、オーストラリア、チェコと対戦。上位2チームに入れば、アメリカのマイアミで行われる準々決勝へ。決勝は3月18日に行われる予定。もちろん大谷選手も代表候補に入っています」(スポーツ紙記者、以下同)

 2023年の前回大会が初めてのWBCだった大谷は二刀流で活躍し、MVPを受賞。侍ジャパンを世界一へ導いた。

世帯視聴率は48%を記録

「大谷選手は全試合に3番打者として出場し、打率は4割超え。投手としては、初戦の中国戦と準々決勝のイタリア戦に先発して好投。決勝のアメリカ戦では9回に登板すると、当時エンゼルスでチームメートだったトラウト選手から空振り三振を奪って胴上げ投手になりました。コショウをひくしぐさをする“ペッパーミル・パフォーマンス”が話題になり、イタリア戦の世帯視聴率は48%を記録するなど、社会現象になりました。野球ファン以外も日本代表の活躍を見守り、大谷選手の人気がさらに広がるきっかけとなった大会でもありました」

 次回大会も優勝が期待されるが、そう簡単に連覇とはならなそうだ。