業界では意外な反応
田中と永野の今後の活動にダメージはあるのだろうか。ワイドショーのスタッフはこう話す。
「泥酔したからといって、妻子持ちが独身女性の家に泊まって、朝どころか“昼帰り”するなんて非難を浴びて当然なのですが、田中さんは真面目な良き夫、良きパパという印象もあまりありませんし、どちらかというとノリが軽いイメージがあります。
業界では、彼の酒グセやだらしなさはよく知られていることなので、“芽郁ちゃんは遊ばれちゃったか”“あんな男の所に行っちゃダメだよ、可哀想に”という声が多いですね。
一方、永野さんは清純派と呼ばれてきましたから、SNS上では彼女に対する批判が殺到していますが、業界では“芽郁ちゃんも意外とやるね”くらいの反応です。
清純派というのも世間の人々が勝手に思っていたことですし、彼女は25歳。もう立派な大人ですからね。本人たちが否定している以上、ワイドショーなどでは扱えませんし、今の時代、確証がないのにペナルティーを科すこともできませんから、2人とも仕事に影響は出ないでしょう」
業界内では、2人に大きな非難が寄せられる可能性は少ないという。そして……。
「“芸能人の不倫報道なんて、なんの公益性も社会性もない。もっと大事なことを報じろ”と、今や不倫報道自体が非難される時代です。よほどの大物か“ゲス不倫”でもない限り、話題になることも批判されることもなくなりました。
いま、世の中は米不足や物価高などの問題が山積していて、国民は生活が大変な状況です。芸能ネタでも楽しい話はウケますが、暗い話や不倫など、自分に関わりのない話にツッコミを入れる余裕は以前ほどありません。テレビ局やCMスポンサーにクレームが入ることもないでしょうから、番組やCMの降板ということはなさそうです」(同・ワイドショースタッフ)
2年前に大きな騒動となった広末涼子の不倫報道の場合は、不倫を決定づける証拠が掲載されていたし、本人も関係を認めていた。また、広末の夫であるキャンドル・ジュンが口を開いたことで報道が広がったが、今回は収束するのは早いと見られる。
“世相”に助けられたということか。2人が負った傷は、思った以上に浅そうだ――。