12月26日から放送がスタートするファンタジーロマンス時代劇『夜を歩く士(ソンビ)』。主演は、120年生きるヴァンパイヤ役演じるイ・ジュンギ。共演するのは、同作品が入隊前最後のドラマとなった東方神起のチャンミンだ。今回はそんな彼に心境を語ってもらった。

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「時代劇が初めてだったので、口調など最初から最後まで難しいことばかりでした。イ・ジュンギ兄さんなどにいろいろ聞きながら、少しずつ学んでいった気がします」

 “韓服に口ヒゲ”という、これまで見たことのない姿を披露してくれたチャンミン。

「入隊前、最後になる東方神起のコンサートと並行してドラマの準備をしたので、作品以外のことにも時間を注がなくてはならず、そういう意味でもう少し時間があったらと、ちょっと残念な部分もあります。

 撮影では、汗だくなのにヒゲをつけなくてはいけなかったり、暑いなか韓服を着なければならなかったり、体力管理がいちばんキツかったですね」

 そんな過酷な状況の中で彼が演じたのは、“王位継承者でありながら、女好きで遊び人”という、イ・ユン。

「現在の王である祖父と、それを取り巻くさまざまな心痛くなる事情があり、序盤、周囲の人々を油断させるためにユンは遊び人のフリをします。とはいえ、彼自身、もともと純粋で明るい部分を持っていて、

 それをためらいなく表現する人じゃないかとも思ったので、お酒が好きで少し乱れた姿や、遊び人の顔を監督から“少し抑える方向で”と言われるくらい表現しました」

 父の無念を晴らし、希望のある国を作るために動きだすユンの変化とともに、もうひとつ見逃せないのが、心動かされる女性・ヤンソンと、彼女が慕うイ・ジュンギ演じるソンヨルとの三角関係。

「僕もユンと同じように、いつも愛されたいし、愛したいです。だから、ドラマでもできるだけの努力をする予定です(笑い)。ソンヨルは、本当に手ごわいライバル。でも、僕は、一国の世子なので、お金もあるしスペックもいい。

 僕を拒否する女性はいないはずですが(笑い)、クールなカリスマを持つ魅力的で美しいジュンギ兄さんなので、どちらが勝つか見守ってください」

 


《取材・文/さいき いずみ 撮影/キム・ジヒョン》