0527_浅田姉妹
 フィギュアスケート選手としてではなく、一人の女性としても羽ばたく姿を期待したくなる浅田真央。現在、休養中の彼女は、キャンパス・ライフをはじめ、今までできなかったことに羽を広げているという。

 生前最後のインタビューとなった、匡子さんが本誌に明かした会話が思い出される。

―真央さんが合コンに行ったことは?

「ないない。そういうところに行ってもいいわよ。こういう男の子も、ああいう男の子もいるって知ることは大事だけど、真央はそこが欠落してるからね。いろんな男を見て学ばないとダメよねえ(笑い)」

 だが、真央といえば、理想の男性像はまだまだ淡いものだ。

「ある会見で理想の彼氏について聞かれると、“優しい人がいいです。引っ張っていってくれる年上の人がいい”と答えてましたね。 相手の年齢を聞かれると、“35歳くらいまでの人がいいですかね。それ以上だと、 ちょっと離れすぎかな”と、はにかんでました。ただ、“残念ながら(彼氏は)いないんです”と苦笑いしていたのが印象的でしたよ」(芸能レポーター)

 母の匡子さんは、ずっと恋愛をすすめていたものだった。

―彼氏ができなくても、色気が出てきますかね?

「舞とはいろいろ相談しているみたい。メールとか電話でもしょっちゅう話してるもん。どうも、真央に彼氏ができるのは、ほど遠いね。興味はあるみたいだけど、誰かいい人いない?」

―恋も解禁ですか?

「恋は本当にないのよね。私が探してあげないといけないかもね」

―真央さんの花嫁姿も見てみたいのでは?

「昔から“お母さんになりたい。いっぱい子どもが欲しい”って言ってたしね。だから昔から結婚はしたいみたいよ」

 いつも取材の最後に、

「これからも姉妹で頼りあって生きてほしいの」

 と語っていた匡子さん。“恋の指南役”は、当然、姉の舞に託されているのだろう。