フィギュアスケート選手としてではなく、一人の女性としても羽ばたく姿を期待したくなる浅田真央。現在、休養中の彼女は、キャンパス・ライフをはじめ、今までできなかったことに羽を広げているという。
生前最後のインタビューとなった、匡子さんが本誌に明かした会話が思い出される。
―真央さんが合コンに行ったことは?
「ないない。そういうところに行ってもいいわよ。こういう男の子も、ああいう男の子もいるって知ることは大事だけど、真央はそこが欠落してるからね。いろんな男を見て学ばないとダメよねえ(笑い)」
だが、真央といえば、理想の男性像はまだまだ淡いものだ。
「ある会見で理想の彼氏について聞かれると、“優しい人がいいです。引っ張っていってくれる年上の人がいい”と答えてましたね。 相手の年齢を聞かれると、“35歳くらいまでの人がいいですかね。それ以上だと、 ちょっと離れすぎかな”と、はにかんでました。ただ、“残念ながら(彼氏は)いないんです”と苦笑いしていたのが印象的でしたよ」(芸能レポーター)
母の匡子さんは、ずっと恋愛をすすめていたものだった。
―彼氏ができなくても、色気が出てきますかね?
「舞とはいろいろ相談しているみたい。メールとか電話でもしょっちゅう話してるもん。どうも、真央に彼氏ができるのは、ほど遠いね。興味はあるみたいだけど、誰かいい人いない?」
―恋も解禁ですか?
「恋は本当にないのよね。私が探してあげないといけないかもね」
―真央さんの花嫁姿も見てみたいのでは?
「昔から“お母さんになりたい。いっぱい子どもが欲しい”って言ってたしね。だから昔から結婚はしたいみたいよ」
いつも取材の最後に、
「これからも姉妹で頼りあって生きてほしいの」
と語っていた匡子さん。“恋の指南役”は、当然、姉の舞に託されているのだろう。