フジテレビ系ドラマ『医師たちの恋愛事情』で主演を務める斎藤工。昨年放送された、同じくフジ系『昼顔』で一躍大ブレイクした遅咲きの俳優は、現場での評判も上々のようだ。
「主演らしく、自身がムードメーカーになって現場を盛り上げていますね。年上の石田ゆり子さんに対しても、物怖じせずにイジったりふざけ合ったりと。これまで多くの場数を踏んで、主演俳優たちの振る舞いも見てきたのでしょう。“座長”として堂々としていますよ」(撮影スタッフ)
‘01年のデビュー以降、毎年毎クールのように、主役脇役を問わずドラマや映画にコツコツと出演し続けてきた斎藤。そんな彼が、これまで共演した俳優の中でも大きな影響を受けたという国民的スターが2人いるという。
「役柄か、今作でも何となく雰囲気がかぶるときがありますね。声もソックリ。以前、彼が出演した『ミス・パイロット』(フジ系)のときも、“キムタクに似ている”という声があったんです。もしかすると意識しているのかも」(テレビ誌記者)
現在、同クールで放送中の『アイムホーム』(テレ朝系)主演の木村拓哉。意外にも斎藤との関係は5年前にさかのぼる。実は斎藤、’10年に公開された木村主演映画『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』に出演していた。
「もともと世代的にも、斎藤さんにとって木村さんは憧れだったのでしょう。一緒のシーンでは終始緊張していたとか。撮影を離れても、何度もプライベートで食事に連れていってもらったり、その際もお酒が苦手な斎藤クンのために、さりげなくソフトドリンクを頼んでくれたり。共演者へのこまやかな気遣いに驚かされたそうです。演技はもちろん、座長としての振る舞いも学んだのかもしれないですね」(芸能プロ関係者)
『昼顔』でブレイク後の今年1月には『スマスマ』(フジ系)で再会、SMAPメンバーと俳優陣で“カップル”を作る『親友フィーリングカップル』企画で見事、“相思相愛”になった2人。その場では仲よくツーショットのプリントシールも撮った。
「そのときに互いのメールアドレスを交換、今も“メル友”で仕事のアドバイスなどももらったり、連絡を取り合っているそう。木村さんは彼を“工”と呼んでいるみたいですね。斎藤クンのブレイクも、わがことのように喜んでくれたそうですよ」(テレビ局関係者)
一方でSMAPの演技派といわれる草なぎ剛とも、少なからず縁があるという斎藤。’12年の『37歳で医者になった僕』(フジ系)、『スペシャリスト』(テレ朝系)シリーズと、草なぎ主演ドラマで共演。すっかり仲よしになっているという。
「演技はもちろんのことですが、何でも草なぎさんが出演者やキャストのために“みんな、今日はカレーを作ってきたよ”と、手製の料理を作ってきてくれたりしたそうです。全員で食卓を囲むように和気あいあいと食べて、現場の結束力が高まったと。それを嫌味なく自然とできるのがすごいところと、ビックリしたみたい。“草なぎさんは太陽のような人”と、すっかり彼に魅かれたみたいですね」(ドラマ制作スタッフ)