7月1日で還暦を迎えた明石家さんま。常々“60歳になったら芸能界を引退する”と発言していただけに、今後の芸能活動に注目が集まっている。
また6月下旬に収録された大阪ローカル番組で、オール巨人に「大阪帰ってこうへんか?」と聞かれ、「帰る。帰ります。こんな楽しい会話、もっとしたいもん」と“大阪Uターンプチ隠居”を匂わす発言もあったという。
引退や大阪での隠居生活を匂わす発言は本当なのか? 誕生日の翌日の夕方、娘のIMALUに事情を聞こうと彼女の自宅を訪れた。
ーーさんまさんに還暦のお祝いは伝えましたか?
「メールで“還暦おめでとう”って伝えました。電話はしていませんね」
ーー還暦になったら引退したいと話していましたが、何か聞いていますか?
「すみません。特にわかりません……」
どうやら、娘にはまだ何も伝えていないらしい。同日夜にさんまの自宅を訪れると、午後10時過ぎに帰ってきた。頭はさっぱりとした丸刈りになっている。7月5日から始まった舞台『七人ぐらいの兵士』に出演するため髪を切ったのだ。
ーーさんまさん、還暦おめでとうございます!
「おぉ、ありがとう」
お祝いの花束を渡すと、受け取ってくれた。でも“赤いちゃんちゃんこ”を着てほしいとお願いすると「そりゃいらんわ。アホか」とバッサリ。
ーー還暦パーティーはすんだんですか?
「もう終わったで全部」
ーーどんな方たちと?
「いろいろや、いろいろ」
ということは、誕生日の前にすでに宴を開催していたのだろう。最後にいちばん大事な質問を聞いてみた。
ーー還暦を迎えたら大阪へ戻って、たかじんさんのように関西ローカルの番組を中心に活動すると聞きましたが?
「知るかそんなこと。知らんわ。もう家に入るで」
否定こそされなかったものの、いつものように煙に巻かれてしまった。