2年連続日本一に輝いた福岡ソフトバンク。元ホークス投手・若田部健一氏の娘でHKT48の若田部遥も喜びのコメントを寄せ、話題となった。実はHKT48若田部に限らず、最近グループアイドルのメンバーには、スポーツ選手の娘が増えているという。
同じ48グループでは、今年の総選挙で67位にランクインしたAKB48の大森美優の父親は元巨人で現・巨人の育成部ディレクターを務める大森剛。先日AKB48から卒業した倉持明日香の父親はロッテやヤクルトなどに所属していた元プロ野球選手で現・解説者の倉持明だ。
「他に有名なのは℃-uteのエース・鈴木愛理。父親はプロゴルファーの鈴木亨で、母親も元プロゴルファーの丸谷京子というスポーツ一家です。X21の泉川実穂の父親は、元バレーボール選手で現・トヨタ車体クインシーズの監督の泉川正幸です」(アイドル誌ライター)
また公営競技の選手の娘も増えつつある。
「元さくら学院で初代生徒会長(リーダー)を務めた武藤彩未の父親は、元騎手で現・日本中央競馬会調教師の武藤善則です。元SKE48山田澪花の父親は、元競輪選手の山田裕仁。KEIRINグランプリ制覇の実績もあり、競輪史上に“山田時代”を築いたとも言われるトップ選手でした。また橋本環奈が所属することでも有名なRev. from DVLの古澤早希は、ボートレーサー古澤信二の娘だそうですよ」(公営競技に詳しい記者)
何故、スポーツ選手の娘が増えているのだろうか?
「最近のグループアイドルは“歌って踊れる”が基本。歌は最悪“口パク”でも対応できますが、ダンスは誤魔化しがきかない。スポーツ選手の子どもなら運動神経の良い子が多いでしょうから、増えているのは必然かもしれません」(前出のアイドル誌ライター)
一方で、こんなアイドル事情を指摘する声も。
「AKB48が“恋愛禁止令”を打ち出して以降、アイドルにはこれまで以上に品行方正さが求められるようになった。そのため、芸能事務所がアイドルを採用する際も本人のポテンシャルはもちろん、家族も重要視するようになりましたね。そのため、面接では本人よりも付き添いで来た親へ細かく質問し、トラブルを起こしそうなタイプかを見極めます。そういう点でも親がスポーツ選手だと、採用する側も安心ですよね」(芸能事務所関係者)