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 フィギュアスケート男子史上初のグランプリ(GP)ファイナル3連覇を達成した羽生結弦。12月15日、開催地のスペイン・バルセロナからは、乗り換えなどを含めると12時間を超えるフライトで、羽田空港に帰国。『週刊女性』の直撃取材に笑顔で応じてくれた。

 表彰台では、地元スペインのハビエル・フェルナンデス(2位)と、今季からシニアに本格参戦した宇野昌磨(3位)に挟まれ、白い歯がこぼれた。そのことについても聞いてみた。

――GPファイナルの表彰台では、宇野選手と仲よさそうでしたね。

「宇野選手とはノービス(10~14歳)のときから一緒でしたから。彼から“ゆづくん”って呼ばれて、僕は“しょうま”って呼んでいます」

――でも、浅田真央さんからは“ゆづぽん”って呼ばれていると聞きました。

「ハハハ。それ、ときどきですよ(笑い)」

 そう言ってはにかむ笑顔は、とても世界記録を更新し続ける王者とは思えないほど、やさしさにあふれている。

 そんな彼だけに、インターネット上ではさまざまな“羽生ネタ”が話題に。音楽を聴くイヤホンや今も携帯電話を持たない話。そして、最近もある噂が。

「羽生ママの方針もあってか、携帯電話を持たないようにしているようです。本人も“僕、iPodしか持っていないですから”と話していましたが、ネットはできるので、恩師や友だちにはそこからメールを送っているみたいです。そして、最近は自分の名前をネット上で検索する“エゴサーチ”をしているのではないかと噂されているんですよ。自分がネットでどんなふうに書かれているのか、見ているんじゃないかと。羽生選手はときどき、すごくファンの声を意識したような発言をするからでしょうね」(スポーツ紙記者)

 実際にNHK杯のエキシビジョンの前に行われたインタビューで、SPのフィニッシュの表情が怖いから、フリーは笑顔で終わったと話している。確かにSPのあと、羽生の表情がファンの間で大きな話題になっていたのだ。

 そこで思い切って、羽生に“エゴサーチ”についても聞いてみた。

――羽生さんがネット上のファンの声をご覧になっているという話がありますが。

「そこまで、僕はすごくは見ないですけど……でも気にはしていますよ」