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 昨年11月、韓国男性の義務である兵役に就いた東方神起チャンミン。平均20倍と呼ばれる厳しい選考を経て入隊したのは、警察の補助作業を行う義務警察。軍事訓練と警察学校での訓練を終えて、1月5日には専門業務を担う特技要員としてソウル地方警察署の広報団に配属が決定した。

「広報団は警察のイメージアップを目的にさまざまなイベントに出演するほか中高校生を対象にしたいじめや校内暴力防止の啓蒙活動や施設での慰労公演などが主な活動。'13年に芸能兵が廃止になった後、芸能人に人気の部署になっています」(韓国のネット記者)

 現在はソウル地方警察署内にあるホールで、「ミュージカル&ヒーリングコンサート」を開催中で、超新星ソンジェ(29)やスーパージュニアのドンヘ(29)が、歌やトークを披露しているのだが、チャンミンは1月9日の公演にサプライズ出演を果たした。

 紺色の制服を凛々しく着こなしたチャンミンは笑顔を浮かべ、同期で配属されたスーパージュニアのシウォン(29)とともに行進しながら舞台に登場。「忠誠!」と敬礼した。

「1068期二警シム・チャンミンです。みなさんにお伝えしたかったことは、先ほどチェ・シウォン君がすべてお話ししたので、私はここまでにします」

 交わした挨拶は短めだったが満員の客席は大歓声。

「コンサートで見せる毒舌家の一面も好きですが、久々の表舞台に始終テレぎみの姿に萌えました」(ファン)

 この後も、歌をワンフレーズ歌ったのみで本格的なパフォーマンス披露もなかったが、終了後、ロビーに残るファンに再び挨拶をする一幕も。

「みんなで頑張りますので、たくさん見に来てください」

 チャンミン登場に大勢のファンが沸く裏側で、実はこの公演チケットをめぐり、ちょっとした騒動が起こっていた。

「昨年11月に警察HPで予約が始まったんですが、人気公演になることを見越した日本人相手の代行業者がチケットを大量に確保し、あっという間に残席0に。

 しかも無料であるチケットを手数料と称して、数万円の金額をつけて販売したんです。予約する際に韓国の携帯番号が必要だったため、ファンは足元を見られていることを知りつつも、代行に頼らざるをえない状況でした」(日本人ファン)

 会場は約620席の小さいホール。警察官の親族席もあり一般に開放されている席はわずか。韓国人ファンも入手困難のチケットなのだ。

「日本のファンが多いのは確かです。1月16日からはチャンミンさんが正式に出演するので、チケットはいままで以上に入手できないと思います」(義務警官)

 警察側もチェック体制を強化し、不正チケットの取り締まりを行っているが、代行業者はあの手この手でかいくぐっているという証言も。

「本来は自国民を対象にした公演に、外国人が不正チケットで見に来るというのはあまりいい気はしませんね。でも、これだけのスターが出演するのだから、海外のファンが見たいと思うのも当然。警察側が外国人席を一部、用意しておけばこのような問題も起こらなかったと思います」(ソウル在住のOL)