kinosita218

 日本国中に激震が走った、SMAP解散報道から、生放送での公開謝罪。新聞の一面を飾り、NHKでもニュースになったほどの国民的関心事だった。収束に向かいつつあるが、週刊文春記者を経て、作家として活動する大下英治さんはI氏をばっさり斬る。

「長年芸能界や政界を見てきたが、I女史はマネージメント能力には秀でていたが、政治能力はお粗末だったということだ。5人そろわなければSMAPとしての商品価値が下がることは明白。木村を懐柔できなかった時点で、負け戦を最小被害におさめるために東奔西走すべきだった」

 SMAPのためにも犠牲になるべきだったと続ける。

「騒動が明るみになり、SMAPのイメージは崩れ、最悪の結果になった感は否めない。彼らのイメージを守るためにも、I女史はひとりで泥をかぶり腹を切る必要があった。“謀は密なるをもってよしとす”という言葉があるが、I女史にはそのずる賢さや覚悟が足りなかった」

 公開謝罪に関しては肯定的。

「公開謝罪に関しては便宜上“解散はしません”と騒動に句点を打つ意味で必要だったと思う。憶測が憶測を呼ぶ前に世間を黙らせる……意味で一定の効果はあったはずだ」