鉄道や城など、これまで男性ファンが中心のジャンルにハマる女性が増えている。
そんな中、最近急増しているのが“マンホール女子”。今年3月には『マンホールサミット』なるイベントも開催され、会場は超満員。参加者の半数は女性だったとか。
「マンホールの蓋を通して、あらためて下水道に目を向けてもらえればと企画しました。開催前に大手メディアに多数取り上げてもらったこともあり、予想を超える問い合わせがあって途中で募集を打ち切ったほど。このイベントをキッカケに“私もマンホール好きです”と言ってくれるかたが増えたように感じます」(下水道広報プラットホーム・企画運営委員の藤原昇さん)
ゆるキャラのイラストなど、ご当地の特色が出たデザインマンホール。’80年代から増えたという。
「当時は下水道という言葉に汚らしいイメージを持つ人も多かった。そこで担当者が〝もっと市民に身近に感じてもらいたい〟と、蓋に市の花や鳥などをデザインしてみたところ、想像以上に好評で全国に広がりました。現在はコレクションカードなどグッズ展開なども検討中です。集中豪雨や台風などでマンホールの重要性も注目されているので、デザインだけでなく性能についてもアピールしていきたいですね」(藤原さん)