40代はバブリーを引きずる同世代女にNG

 不惑を過ぎた女性たちが好むのは、ハツラツとした若い女の子。昌美さん(42歳・主婦)は、

「井上真央ちゃんが好き。大河ドラマ『花燃ゆ』は、とってもかわいい。紅白歌合戦の司会も上手だった記憶があります。頑張ってる姿が好きです」

 才子さん(46歳・介護士)は、ベッキーのツイッターを見るのが日課だそう。

「夜勤中の早朝4時くらいに"おはよう"のつぶやきを見ては、元気づけられる毎日。あんなにできた女性が、息子の嫁だったらな、と妄想してます」

 嫌いな芸能人は「下品な人!」と語る美智代さん(44歳・保育士)は、

「クワバタオハラのくわばたりえさんを初めてテレビで見たときの"ウンコ食べます!"的なキャラが嫌い。女性版のカンニング竹山さんみたいで。今はキレイ売りしてるんでしょうけど、ズボンを脱ごうとしていた光景が脳裏をよぎります」

 大人ならではの品格を持っていない人は苦手に分類されるみたい。かといって、上品でも、その爪は隠しておかないとダメ。

「長谷川理恵が、相変わらず上品ぶっててイヤ。"ワインはブルゴーニュよりもナパ・バレーが好きで……"みたいな、やけに横文字が多い話し方は知ってる知識をひけらかしているように感じて生理的に無理です」(才子さん)

「そのラインで行くと藤原紀香も苦手。ブログにスッピン載せて喜んじゃう系女性ね。同年代だからこそ"うわぁ……"って、全力で引いちゃうんだと思います。時代錯誤なバブリー臭みたいなものがプンプンして、過去の栄光にしがみついてる感じがしちゃう」(昌美さん)

 そんななかで何をしゃべっても愛されるのは黒柳徹子。美智代さんは、

「お昼のテレビ朝日系『徹子の部屋』で、たくさんの人と話しているのを見て、バイタリティーがあるなと思います。なんでも受け入れるキャパシティーの広さは、見習いたい部分です」

 イスラム原理主義組織・タリバンに直談判しちゃうなど、逸話が豊富な徹子は一目置いちゃう存在!