「嵐をめぐる便乗商法としては、相葉クンの実家の中華料理店で売られていたオリジナルグッズが人気を集め、ネットオークションで高く取引されたこともありました。ただ、あまりに売れすぎたことによる自主規制ということなのか、今では来店ポイントを集めた人がもらえる景品という形に変わっています」(ワイドショースタッフ)
そのあたり、ジャニーズ事務所は大野神社のことをどう見ているのか。相葉クンの実家の例があるだけに、全国から集まってくるファンにも気になるところだろう。
ただ、神社サイドもそれなりに気を遣っているようで、栗東市役所にも電話で聞いてみると、
「市長が1度、東京へ出張に行った際にアポなしでジャニーズ事務所さんに大野バウムを持って行ったんです。栗東市が嵐さんの聖地として盛り上がっているんですよ、という報告も兼ねてです。これまで特におとがめなどはありません」
由緒ある神社と地元の首長、そして、芸能人にとっては"神様"ともいうべきファンたちが協力して、作り上げた聖地。さすがのジャニーズ事務所も、触らぬ神に祟りなし、というところだろうか。ところで、気になるのは、5人をイメージさせる5種類のバウムの売れ行き状況。大宮さんによると、
「やっぱり大野さんのファンが多くて、青色が圧倒的ですね。そして、私の名前が大宮ということで、二宮さんの黄色も。また、赤色が売れるのは、櫻井さんの人気が純粋に高いのかなと(笑い)。ほかの色も含めると、1日で200箱売れる日もありますよ」
神社の参拝者数は正月の三が日だけで3万〜4万人にも達するという。
「コンサートチケットの当選を願って絵馬を書きに来る方や、関西でのコンサートのついでにお土産を買いに来る方もいらっしゃったりして。嵐さんが動くと、うちも忙しくなるんです(笑い)。バウムクーヘンは箱もかわいらしいですし、箱目当てで購入して、グッズとかチケットなどを保管するのに使われるファンの方もいるみたいですね」
嵐の人気にあやかったスイーツだけど、ワクワクできるご利益は折り紙つき!