2か月以上の長い夏休みを終え、秋篠宮家の次女・佳子さまが入学した国際基督教大学(ICU)では9月5日から2(秋)学期に突入。過酷な日々の授業に加えて、10月末には大学祭にあたる『ICU祭』も控えているが、皇族として公的活動も継続される。宮内庁関係者が説明する。

佳子さまの直近の公務は、9月21日に鳥取県米子市で開かれる『第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園』になると思います。昨年11月に初めて開催されたもので、秋篠宮妃紀子さまと出席されています。今回は、8月末に東京で開かれ佳子さまもお出ましになった『手話スピーチコンテスト』の出場者も出るようなので、再会を楽しみにされているでしょう」

 さらに、6月には外国の元首を接遇する宮中晩餐会に初めて参加された佳子さまには秋の「園遊会」への出席も期待されるところ─。

「毎年春と秋に、各界で活躍した功労者を天皇・皇后両陛下がねぎらわれる『園遊会』へのご出席も注目されると思いますが、今回は難しいかもしれません」

 と話すのは秋篠宮家関係者。

「学業優先の佳子さまが公務をできるのは、平日だったら夕方以降か休日です。今回の手話甲子園は連休中なので可能でした。園遊会は平日の日中に行われるので、授業のある佳子さまは難しいはずです」(同・関係者)

 講義がない日は公務の予定が入ることもあり、皇族としてもお忙しい佳子さま

 ICUの2学期履修登録があった9月4日も午前中に、皇位継承や婚姻など皇室に関する重要事項を合議する「皇室会議」のメンバーを選ぶ互選に初めてご出席。成年皇族としての役割も果たされた。

 選挙当日は英国に留学中で不在だった眞子さまは、近々帰国予定なので、“姉妹公務”も場に華やぎを与え、話題になりそうだ。宮内庁担当記者はこう説明する。

「いずれは実現するかもしれませんが、すぐには難しいと思います。眞子さまは12月ごろに、中米・ホンジュラスを訪問される予定でその準備もあり、英国で学んだ研究も続けるので、姉妹おそろいのタイミングは簡単ではありません」

 10月下旬から11月上旬にかけては、秋篠宮ご夫妻が2週間ほどブラジルを訪問されるので、9月6日に9歳の誕生日を迎えたばかりの悠仁さまのお世話も姉妹でされなくてはならない。

「ご一家はお忍びで、8月下旬に長野県野辺山で静養されましたが、佳子さまはお忙しい合間をぬって、ひとり“強行軍”で参加されました。悠仁さまとの触れ合いを、できるだけ持ちたいというお気持ちがあったからだと思います」(皇室ジャーナリスト)

 現在、お茶の水女子大学附属小学校3年の悠仁さまは「社会」の授業も始まり、地理や地域文化についても関心をもたれているという。前出のジャーナリストが明かす。

「宮内庁の発表によると、悠仁さまはご家族と一緒に、地図や地球儀を見ながら旅行で訪問した地域を確認し、そこで話されている言葉などについてお話しになるそうです。佳子さまも夏の静養先での思い出について、悠仁さまと何かお話をされたのではないでしょうか」

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赤坂御用地の池で虫捕りをされる悠仁さま。9歳のお誕生日にあたり公開された

 佳子さまは、そんな弟のご成長や、皇族としての新たな役目、学生生活に心をときめかせながら、充実の2学期を過ごされることになる。