現在、『週刊女性PRIME』で恋愛小説を執筆している人力舎のお笑い芸人・S×Lの酒井啓太。今回も引き続き、前作(【酒井啓太 恋愛小説vol.4】ラブクッキング~恋の専属料理人~)が獲得したPV(ページビュー)数について知らせなければ。これまでの作品ではなかなか良い数字が見られなかったけど、さすがに今回は……。
編集:うわっ、テンション低い! すでに顔に力が入ってないけど大丈夫? 今回もPVを伝えるけど、どう推測する?
酒井:初回が3000、2回目が6000、3回目が1000でしょ。だから、それより減るっていうことはあってはならないですからね。最低で見積もって、1000くらいですか。
編集:正解です! ちょうど1000。
酒井:やった、あたった。
編集:顔、大丈夫? 前々回くらいまで、10000とか予想してたのにさすがに現実見るようになってきたね。ただこの記事はなぜかトータルで13000PVいってます。
酒井:え!?
編集:コレ(S×Lの酒井啓太、恋愛小説のPVが1000で連載打ち切り寸前に)です!
酒井:なんじやそりゃー! なんで、ここでのやりとりが一生懸命書いた小説の13倍なのよ。
編集:もうやばいよ〜。
酒井:まぁ、次回ですよ。次回で最終回なので、そこで一気に10万くらいを狙おうと思っています。最終回がよすぎて、過去の小説を全部見返すようになるんじゃないかな。そういう計画で、もとからやっているんで。
編集:ちょっと待って! 次が最終回なの?
酒井:PVがどうとかではなくて、最終回を書くためにこの4話を書いてきたわけですからね。
編集:それ、先に言っといてよ。急に終わるって言われても!
酒井:編集者さんにもサプライズを! 僕からしたら、編集者も読者のひとりですから。
編集:だから、そのいっちょまえのスタンスをやめてくれよ。
酒井:いままで4回やってきた『恋のカケラ』で伝えたかったことが最終回ですべて凝縮されています。ぜひ、読んで欲しいです!
■小説vol.4のあとがき
編集:ついに小説も終盤みたいだけど、今回はまた特徴的なキャラクターがでてきましたね。料理人のユウジさんは人生を達観している感じがする。
酒井:モデルにしたのは、ザンゼンジというコンビの武田裕司クンという男です。今回、描かれているキャラクターとは正反対の性格なんだよ。しかも、彼は化け物みたいな顔をしているんです。モテるわけがないという感じのね(笑い)。
編集:化け物みたいな顔って……。
酒井:ただ、武田裕司は口が上手いです。何年も前の話ですけど、合コンをやると、この顔のくせにちゃんと毎回モテるわけですよ。うまいこと、女の子の警戒心を解きつつ、いつのまにか「武田さんステキ!」となっている。そういう、テクニカルな部分は、この話に登場するユウジと共通する部分があります。
編集:なるほど、そんなユウジの恋人役キョウコは?
酒井:キョウコは、『めぞん一刻』の登場人物・響子さんです。
編集:漫画かい!
酒井:書いているときに、ちょうど漫画を読んでいたんです。それで名前だけ拝借しました。で、キョウコの天真爛漫な性格については『まどか☆マギカ』の佐倉杏子(さくら・きょうこ)からとったんですよ~。
編集:おお、そうか……。
*vol.5(最終回)の配信は11月27日の金曜日です! お楽しみに!
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