DAIGO1021

 4月29日、都内にある新高輪プリンスホテル『飛天の間』において行われたDAIGOと北川景子の結婚披露宴。芸能人だらけの宴の中で異彩を放っていたのが、政治家の面々。最前列のテーブルに座っている彼らが、ひときわ重厚感を帯びていた。

「いちばんの上座にいたのが、DAIGOの祖父である竹下元総理の懐刀で“参議院のドン”と呼ばれた青木幹雄さんでした。それに、派閥のドンである額賀元財務大臣や作家で元経済企画庁長官の堺屋太一氏などの姿も。竹下家の結婚式だけに、すごいメンバーが来るんだと思いましたね」(参列したスポーツ紙デスク)

 安倍総理がビデオでコメントを寄せるなど、芸能人同士の結婚式とは思えないほど政治色が……。

「今回の結婚式をウラで仕切っていたのは、DAIGOの母親で竹下元総理の娘であるまる子さんですよ。結婚発表会見をきちんとさせたのも、彼女の意向だと聞いています。つまり、“政治家の一族として、自分の言葉できちんと発表しなさい”というのが、彼女の教えみたいでね。北川景子クラスの女優がツーショットで会見するなんて、近年では本当に珍しいですから」(テレビ局関係者)

 だが、まる子さんにはさらなるもくろみがあるという。

「現在、竹下邸があったところに住んでいるのがまる子さんであることからも、彼女は自分が竹下の直系だという自負があるんです。ですから、DAIGOにゆくゆくは政治家になってもらいたいという思いはとても強い。そんな母の願いを彼自身もうすうす感じているのではないでしょうか。

 彼女が息子の披露宴に大物政治家を呼んだり、総理のコメントを用意したのも、自民党にDAIGOの存在感を示すのと同時に、いつでも家を挙げて政治家転身をバックアップするということを見せるためでしょうね。実際に自民党内に“DAIGO待望論”があるのは事実ですから」(全国紙政治部記者)

 では、DAIGOが政治家へ転身する可能性はどれほどなのだろうか。政治評論家の浅川博忠氏はこう分析する。

「竹下元首相の地盤である島根県は保守が強いですから、もし、孫であるDAIGOさんが自民党から出馬するのであれば、100パーセントに近い確率で当選するでしょう。比例で出たとしても、彼の知名度なら当選は難しいことではないでしょうね。

 まして、投票権が18歳に引き下げられ、若者への認知度の高さは大きな武器です。政界進出後のことを考えるのであれば、選挙で圧勝しなくては。それによって、党内の扱いが違ってきます。ですから、早く政治家へ転身したほうがいいでしょうね」

 ここは、息子の政治家転身を願う母のまる子さんに直接、話を聞かなければならないだろう。披露宴から数日後、自宅から出てきた彼女を直撃取材した。

――豪華な披露宴でしたが、お母様の感想は?

「素晴らしかったです」

――お嫁さんである北川さんの花嫁姿はいかがでしたか?

「すごくきれいでしたよ」

――元参議院議員の青木さんなど、政治家の方の参列が目立ちましたが、お母様がお願いしたのですか?

「いえいえ、いろんなところでお付き合いがあって、DAIGO自身もつながりがあるもんですから」

――安倍総理からお祝いのコメントも来ていましたし、ゆくゆくはDAIGOさんを政治家にと願っているのですか?

「ないですよ(笑)。そういうことを話すと怒られちゃうんで、すみませんね」

 そう言うと、記者に一礼して自宅へ入っていった。