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 2015年5月に椿鬼奴と結婚したグランジの佐藤大。世間的な知名度がなかったこと、ボートレースなどのギャンブルで多額の借金を抱えていることから、世間からは“ヒモ夫”としてバッシングされることも多い。

 しかし、そんな佐藤がボートレース業界で引っ張りダコになっているという。スカパー!のボートレース専門チャンネル『JLC』で放送されているニュース番組『BOATRACE TIME』金曜日のメインMCに、今月から起用されることが発表された。

「この番組だけでなく同チャンネルでは冠番組も持っていましたし、現在もレースの予想担当者として定期的に番組に出演しています。また、SGやGⅠといった大きなレース中にボートレース場で開催されるイベントには必ずと言っていいほど呼ばれ、ボートレース業界では“第2の坂上忍”と言われるほど引っ張りダコです」(ボートレースに詳しい記者)

 そこでJLCの広報担当者に、佐藤をニュース番組で起用した理由について聞いた。

「ボートレースがとにかく好きということですね。番組に出ている時も“芸人や解説者としてではなく、ファンとして出演している”と公言しているのですが、そういう姿勢も視聴者から共感を得られている点だと思います。

 最近は番組やイベントで芸人さんを起用する機会も多いのですが、その芸人さんの中でも知識が段違いにあるので、説得力が違いますね。うちは専門チャンネルなので、ボートに対する深い知識もないと務まりませんから」(JLC広報担当者)

 と絶賛。また、佐藤の知人もこう証言する。

「彼が所属するお笑いトリオ・グランジも単独ライブをすれば500人規模の会場を満員にするほど、一部では評価が高く、トリオとしてもそれなりに仕事があるんです。そのため、ボートレースの仕事が入ってもトリオの仕事と被って泣く泣く断るケースもあるぐらい。ギャラの単価が安いので月収では鬼奴さんには遠く及ばないようですが、スケジュールだけでいえば、彼のほうが忙しいのでは」

 佐藤はボートレーサーからも人気が高いようだ。

「以前から選手との交流もあり、熊谷直樹選手といったベテランから下條雄太郎選手といった次世代を担う若手レーサーまで幅広い交流があります。選手からの信頼も厚いので、ボートレース業界ではしばらく重宝されると思いますよ」(前出の記者)

 しかし、借金はあまり減っていないようで……。

「奥さんに言われて、借金も少しずつ返済はしているそうです。でも仕事でレース場に行くとついつい舟券を買ってしまうので、収入が増えた割に借金はあまり減っていないとか。だから“ヒモ夫”と呼ばれなくなるのは、もう少し先かもしれませんね(笑)」(前出の知人)