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 舞台版『黒子のバスケ』に出演する安里勇哉。役と自分自身がリンクする部分は? の質問に、スラリと伸びる長い手足とキリッとした顔からは予想できなかった、のんびりマイペース男子の一面が。

「チーズバーガーが大好きでマイペースなところが、演じる火神大我と似ていると思います。アメリカ帰りの帰国子女なんですけど、僕は出身が沖縄なので“沖縄帰り”とか“沖縄タイムで生活している”って言われますね。ちょっと前までは、遅刻してよく怒られていたんですよ(笑い)」

 火神はバスケットボールの腕前が相当なキャラクターだが安里自身は学生時代サッカー部に所属、バスケはほとんど経験ナシ。毎日の稽古で筋肉痛がひどいと話した。

「何かあれば“うぇ~い!”って(笑い)、部活ノリで楽しくやっています。いい舞台にしようって気持ちがみんな強いので、稽古場の雰囲気はすごくいいです」

 リラックス方法は湯船につかること。キャスト同士でご飯を食べに行くこともリラックスできる楽しみのひとつ。

「漫画やアニメのキャラクターが目の前にいるってことが、2.5次元舞台の魅力だと思います。その場でしか感じることのできない熱量や空気を、楽しんでもらえたらうれしいです」

撮影/廣瀬靖士